懲戒解雇

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2006年09月22日 18:24

酒気帯び運転で検挙された朝日新聞記者が懲戒解雇されたようだ。
発覚したときには
一体何を考えているのかと、ただひたすら呆れ果てたけれど
せいぜい勧奨退職だろうなあと思っていたので
ここまで個人の問題として強く責任を取らされると少々気の毒だ。


確かに朝日新聞社が受けた被害は甚大だ。
処分が厳しくなるのも分かる。
しかし、1ヵ月前に彼が検挙されていたとしたら
果たして解雇されただろうか。


1ヵ月だろうが1年前だろうが10年前だろうが
間違いなく解雇、なら文句はない。
しかし、その基準なら解雇相当なのに
現在も社内に残っている人間は相当数いるはずだ。


まあ、これまでの常識で言うと
こういう事例は内内に処理されるものなので
検挙を発表されてしまうというのは
朝日新聞甲府総局と山梨県警との間にも
事前に何かトラブルがあったのかな、というのは類推される。


いずれにしても
恣意的に対応を変える場当たり的な処理はいかん!
と、
普段の紙面では主張してるよなあ。
自分たちの場合は、その理念が適用されないのかなあ。

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