『その日のまえに』 |
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投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2006年10月14日 22:58 |
ちょうど一年前の秋、表題の重松清氏の著書を友人がプレゼントしてくれました。
言葉少なに渡された時、私は重松清氏の名前も知りませんでした。
ご周知の通り、「その日」は人生の締めくくりの日です。
奇遇にも生前葬にまつわる逝き方に考えを巡らせていました。
一方で、当時休職中に生まれて初めて長編を書いた後、
机の上に置いたままになっていたこの小説を読んで、強烈な衝撃をうけました。
哀しかった・・昼間から手足をばたつかせて一人布団の中で泣きわめきました。
人が死ぬ話だからではありません。