インフルエンザ予防接種 ~大学病院編~

投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2006年11月13日 00:08

いつも優しくて懇切丁寧な主治医G先生が、

一度だけ仏頂面をされたことがありました。

一年前、当時休職中だったこともあり、大学病院の受診時に安易に言ってしまいました。

 「インフルエンザ打ってほしいんですけど」

G先生 「今日ですか?ここで?」

 「はい、できましたら・・・」

G先生、かなり苛々の顔色。

G先生 「じゃあ、外(待合)でもう一回待っててください。用意できたら呼びますから」

 「???」


10分後。

名前を呼ばれました。

再度、診察室に入ると、G先生の机の上にインフルエンザ注射セットが置いてありました。

 「あの・・先生が打ってくださるのですか」

G先生 「そうです。ここは全部医者がやるんです。そういうことになっているんです。」

 「はあ・・???」

G先生 「ここが一番痛くないってことになってますから」

と二の腕の内側(ぷよぷよしてるところ)の肉をつまみあげて
腕をねじあげるようにして、打ってくれました。

確かに注射は痛くなかったけど、
あの態度は痛かった・・・

医師がオーダーを出したら、後は処置室で看護師さんが注射打ってくれるもんだと思い込んでいました。

ところが、大学病院は違ったんです。(いろいろ事情、役割分担があるのだと思いますが)

午前の外来を夕方までこなされる中、
他の患者さんにもご迷惑でした。

うん、確かに

『そういうことは、大学ではなく近医で』

というお顔でした。

すみませんでした。

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コメント

私は土曜日に予防接種を受けてきました~。
いつもなんでもかんでも診ていただいている「病院」の「消化器内科」の先生にお願いしました(苦笑)。

医師の方々と話をしていると
大学病院の特殊なところの話題になることがあります。
最たるものが、他のどんな職種よりも医師の人件費が低い
(ロハス・メディカル9月号参照)
なので
何でも医師にやらせるのが病院経営上はプラスになる
というものです。
不思議ですよねえ。

昨夕戻りました。今日からまた言いたい放題させて頂きますぞ。
G先生、それでも良く注射してくれたと思います。
やはり最近の若い先生ですね。
仏頂面してもやって下さった。なかなかの好人物だと思えます。
きっと真木さんが可愛いかったのでは!?
医者も人間、嫌いな相手だったら絶対やらない。
それでもニコニコしてくれたら、仏の(G)爺さんですね。
ここで家内が、ごはんですよ~
ではまた宜しく!!

>森様

なんでも、かんでも診ていただいている『かかりつけ医』に打ってもらえるのが一番安心ですよね~

>川口様

まったく不可思議です。

実は、ロハスメディカル9月号の大学病院特集を、G先生に差し上げたのですが(勝手にすみません)、
「まったく、帳尻あわないとやってられないですよ~」と、嘆きぼやいていらっしゃいました。

普段の診療の様子から想像できない、珍しい発言だったので、ちょっとびっくりしました。

> m,n.様

お帰りなさい!!
首をなが~くしてお待ちしてました。
紅葉の温泉ゆっくりされました?

こちらこそ、よろしくお願いいたしますです。

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