診療納め ~婦人科編~ |
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投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2006年12月23日 23:14 |
昨日朝一番の予約で、もと勤務先病院の婦人科に行きました。
(子宮がん疑いの後、半年に一度診てもらっています)
婦人科のSドクターは、4人の幼子を育児中の母親で、
診療開始は朝9時半だったことを思い出しました。
待ち時間にロハス・メディカルの1月号を熟読。
「いのち輝かそう大賞」の大賞作品を読み終えたところで、名前を呼ばれました。
周りの患者さんの怪訝そうな視線をよそに、
鼻がトナカイのようになっていました。
S先生に体調を聞かれても、まともに返事することができず、
先生は意味不明???
ほとんど会話がありませんでした。
「今日のがん検診の結果、異常あったらメールするねー」
と気遣ってくださいました。
在職中、つくばは外国人留学生が多く、
他の診療科なら付き添いの方といっしょが常ですが、
婦人科だけは一人で来る若い女性が目立ちました。
日本語がおぼつかなくて、どうしようもないとき、
S先生から診察室に呼ばれました。
私ができることは皆無に近く、
まして医師の言葉は原則、医師が直接患者に伝えるべきもの。
わずかに、患者さんが先生に聞きたい私的な質問や、
お薬の服用方法など、
簡単な事項に言葉を添えることがありました。
想像に容易いと思いますが、
ほとんどの質問が、
「妊娠したかどうか、すぐわかるか?」
(昨日の今日というのもあった)
「ピルを処方して」
「ピルを服用したら絶対安全か?」
というものに尽きます。
話を聞いていて、
『相手つれてこい!!』
と喉まででかかったこともありました。
そんなことを思い出しながら、
S先生の義理のお母様はリウマチで、
時間が許すときは、近況報告などもさせていただくのですが、
今回は全く失礼な奴ですみませんでした。
コメント
私が何度も
「いのち輝かそう大賞」の作品について
絶賛していた理由を
少しお分かりいただけたと思います。
あの位の水準の作品が何十本もあったのですから
本当に凄いとしか言いようがありません。
>川口様
はい、絶賛の理由と水準の高さに驚愕しました。
去り際、送り際の潔さ、未練や無念を連想させない、愛情と感謝が溢れる文面に、やりきれない悲しみや苦しみ、さらにこれからの医療に託す期待などを、自分勝手に受け止めました。
掲載していただきありがとうございました。