鎌田先生2 |
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投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2007年01月31日 23:20 |
本郷緩和ケア研究会を聴講してきた。
鎌田實先生のお話が実にすばらしく
しかし、私の筆力ではそのすばらしさを再現できず残念。
私が特に感銘を受けた部分の要旨だけご紹介すると
「今、医療には大変なアゲインストが吹いているけれど
それでも良い医療をやって見せる必要がある。
ただし医療側の思う良い医療と国民の考える良い医療とは若干違う。
ズレているのは、もう治らない人に対するサポートの部分。
それをしないと
医療側は『こんなに頑張っているのに』と不満を募らせ
国民側は『医療は冷たい』と不信を募らせ
不幸な連鎖がいつまで経っても止まらず
本当に医療が崩壊してしまう」
実に素晴らしかった。
そして、そのお話を東大の医学生が20人以上聴いていて
その中の一人が
「目の前の一人ひとりにあそこまで気を配って
それでいてスケールの大きな仕事になっている」
ということに、いたく感激していた。
実に素晴らしかった。
コメント
前回の長野に取材に行かれたときのお話ともあわせ、
今回も拝見して、感動がひしひしと伝わります。
やっぱり行きたかったなあ、いや聴講すべきだったと大変後悔しています。
毎度おなじみで司会をしている「本郷緩和ケア研究会」ですが、今回は収録と重なって行けませんでした。残念。中川先生は次回は鎌田先生と本を出されるのでしょうか(笑)?
>真木様
昨日は本当に良い時間を過ごしたと思いました。
>森様
よくお見通しですね(笑)