体験手記 |
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投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2007年03月05日 22:43 |
本日、『いのち輝かそう』を手にして、
早速手記のいくつかを拝見しました。
私は自分の病気体験を話すことに、
どちらかといえば後ろ向きでした。
それは、
過酷な現実に直面したのは自分だけではなく、
かといってその困難や苦しみは、
他の人のそれと比較できるものではなく、
抱える事情は人それぞれで、
痛みや辛さはその人にしかわからないものだから、
そんな風に感じていました。
一方で、
闘病内容と体験した治療法を公開することで、
自分も含めた同病の方々に、
少しでも情報提供と治療の選択肢が
増えればいいなという願いはあります。
長いこと、
特に職場で、
自分の病から発生する、できること、できないことを
どのタイミングでどこまで誰に話すかを
課題にしつづけたことも
体験公表を引け目に感じる理由かもしれません。
でも、
目にした『いのち輝かそう』から、
・・・・人が病気で死ぬことが めずらしいことになっているかもしれない 遠い未来を生きる人々の目に 現代を生きる私たちがどのように映るか・・・病気で死ななければならない今という
同じ時代を生きる私たちに、
・・・過酷な現実に直面する勇気を、
困難とともにあっても心自由に幸せを追求する知恵を
身近にあって苦しみを分かち合い
共に生きる人に対する心からの愛を
きっと分け与えてくれるはず・・・
そんな亀井先生の冒頭の言葉と
あとがきに溢れるこの書への川口さんの熱い思いに、
いのち輝かせた人が紡ぎだした言葉を
次世代へ語り継ぐことの素晴らしさと
限りある生への慈しみの気持ちを新たにしました。
いのちの万の言の葉を大切にしたいと思います。
コメント
いのち輝かそうへの
コメントありがとうございました。
あの本によって何がしかの勇気を得ていただけましたら
託した思いが通じたことになり
逆に当方も勇気が湧いてきます。
「なぜ、医療だったのか」と、質問したお答えの原点を、いただいた気がします。
「いのち輝かそう」が、悠久のときを超えて、灯りつづける灯火になりますよう。
こちらこそ、ありがとうございました。