小児科のこと |
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投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2007年03月17日 00:43 |
要請ハガキを出そうとして、
元上司の地域医療連携室長は
小児部長兼副院長であり、
小児科はとても身近でした。
(トントンもお世話になり、M先生大好きっ子です)
上のみっつ役職のあるM先生は、
NICUがある東京の某病院で長く勤務されていました。
小児科医になって、当直累計が1000日を超えた頃、
新生児に点滴の針が刺せなくなって、
そろそろ限界かなと思われたそうです。
その後、
つくばに新天地を求められました。
つくばの病院勤務は、
小児科のベッドがない(つまり当直がない)ので、
東京勤務時代とは天と地の違いだそうです。
それでも、
小児科は早朝から大混雑で、
インフルエンザの時期などは、休憩なしで
午前外来が夕方4時ごろまでかかることもあります。
午後も引き続き一日外来の日もあります。
月曜日から土曜日まで毎日です。
だって、小児科常勤医師はM先生一人だけですから。
その合間に
母親教室の講演や、
予防接種、病後児保育室の見回り、
会合や勉強会、
さらに輪番制で近くの三次救急病院の
小児科に半当直の夜もあります。
院内で、
IT委員会や、医療サービス委員会、感染症対策委員会を受け持ち、
副院長としての役割と、
連携室長としての仕事、
深夜の音楽活動(←これ、ポイント大)
とっても忙しいと驚くのですが、
先生は、NICU勤務に比較したら、
極楽だとおっしゃいます。
たま~に、
「小児科医が当直できなくなったら、終わりですよ~」
とちょっと悲しげにぼやかれましたが。
と、いうことは、
入院施設のある小児科医は、
一体どのくらい大変なのだろうと、
気の遠くなる思いがします。