リウマチ友の会支部大会

投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2007年05月27日 22:15

本日は、北守谷公民館でリウマチ友の会茨城支部41周年大会が開催されました。

前半は、

『リウマチの治療革命』

と題して免疫難病を克服すべく、リウマチ医療最前線で第一人者の
筑波大学大学院住田教授の基調講演、

後半は、

『リウマチの整形外科治療 特に頚椎について』

という内容で、総合守谷第一病院整形外科科長の菅谷先生に医療講演をしていただきました。

住田先生のお話は、
生物学的製剤の現状から、さらに承認されて今年発売になるお薬の内容や、現在治験中のお薬までを、価格を含めて具体的に説明してくださいました。
近い将来は、どの薬がその個人に効くのか、遺伝子解明によりわかるようになることや、
県リウマチセンターの構想、茨城県全地域に大学を中心として100人ぐらいのリウマチ専門医が必要でその為の養成に力を注がれていることなど、リウマチ患者にとって、とても将来が明るく感じるお話でした。

菅谷先生は、住田先生の内容を受けて、
将来は人工関節などの外科的手術が皆無になるかもしれないことを前提に、
リウマチの二次的神経障害である、頚椎への影響や、その症状はどのようなものかを具体的にコンパクトにまとめてお話してくださいました。
リウマチの医療講演では稀なテーマでとても勉強になりました。

夏日の今日、公民館の冷房は6月からだそうで、会場は満席で熱気に溢れ、
即席の業務用扇風機を回しても、みな汗だくでした。

個人的に深く反省することは、
雑務にかまけて、前々日まで事務局の仕事に全くノータッチでいたら、
誰も先生方に連絡を取っていなかったようで・・

結果、
教授は、開場二時間前に、大学からプロジェクターやパソコン一式、
全部ご自分でお持ちになりました。

2007_0527リウマチ大会0002.JPG

  ←
(だから、この写真は会場備え付けのプロジェクターの上に、教授持参のプロジェクターが乗っています)

開口一番

『覚悟を決めて来た。失敗は許されませんから・・・』

返す言葉がありません。
立場ないですぅ・・
本当に本当にごめんなさい。

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コメント

真木様
司会、ご苦労様でした。家に戻って記録したテ-プを確認して見ました。撮影時はなかなか同時に理解出来ませんが、昨日は主治医だった住田先生の講演でも有り、診察を受ける寄りも感心が有りました。
過去5回ほど記録を撮り、編集をして参りましたので、現時のリュウマチ事情、その治療と投薬に関しては一応は理解が出来ました。
将来は投薬しなくても病気が再発しなくなる。資料が文章で投影されましたが、その様な時代の到来が待たれますね。
以前、ファインダ-の中で記憶のあるお顔を何人もみい出しましたが、
昨日の会場の暑さには閉口致しました。
それにしても真木さん、何かとご多忙につけてもご立派に司会を成し遂げて下さり、心感謝をもうしあげます。
お疲れ様でしたね、

真木様、初めてコメントします。
お見事な司会でした。

本も読ませていただいて、お薬について聞きたかったのですが、療養相談のときいらっしゃらなくて残念でした。
今度は真木様の闘病体験のお話が聞きたいです。

これからもがんばってご活躍ください。

>M,NAKAMURA。様

うだる暑さの中、お疲れ様でございました。

リウマチがお薬で根治する、治る、『溌剌とした雰囲気がいい、今後も大学としてサポートしたい気持ちになります』有り難いコメントを先生からいただきました。
友の会の皆様や、M,NAKAMURA。さまのご尽力の賜物だと思います。

私は、なまっていたり、睡眠不足も祟って、これではいけないと反省しきりでございました。
(映像を拝見するのが、怖い・・です)

>かもしだ様

恐れ多いコメントを、ありがとうございます。

本は、友の会支部報の掲載記事のことでしょうか?
医療講演終了後、別の予定があって退出しましたので、療養相談では大変失礼をいたしました。

またの機会にお目にかかって、お話させていただければと存じます。

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