氷殺

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2007年08月28日 16:51

バルサン氷殺ジェットで引火事故が相次いだために
自主回収されることになったそうだ。


私自身は殺虫剤を使わないので、なくなっても構わないのだが
たしかこの商品、アイデアと工夫でうまくヒットしたと評判だったはず。
火気に気を付けるなんてのは、スプレーだったら当たり前だと思うし
注意書きもされていたようだ。
商品のせいではなく、使った方の責任が大きいのでないか?
さぞや開発者も無念だろう。


ユーザーが何をしても事故が起きないようにするには
当然その分のコスト(=環境負荷)が上がる。
ユーザーも応分の責任を負うことによって
全体のコストを下げる方が合理的でないか。


医療の質に関して
一方的に医療者側の努力だけが要求され
それが医療崩壊を加速させる
その根っこは、こんなところにも隠れているのでないかと思った。

<<前の記事:拡張員    中医協・傍聴失敗顛末記:次の記事>>

トラックバック

確かに「氷殺」といういう文字には、ガスの感じを受けません。しかし、はっきりと火気注意... 続きを読む

「バルサン氷殺ジェット」が、なんと自主回収されていると知り、 2度びっくりでした。 8/28というからつい最近ですね。 なんでまた?と不思議に思う人もいる... 続きを読む

コメント

手術室に虫が紛れ込んだときに使えると思っていたのですが、無くなってしまうのですか。
残念だなあ。

>bamboo先生
コメントありがとうございます。
自主回収ですから
自己責任で使い続けるのは構わないのでしょうね。
買っておけばよかったですね。

こんにちわ
ちょっとネタサイトからの引用で申し訳ないのですが、既存商品よりも可燃性が高かったのではないかという話があります。
http://www.tanteifile.com/baka/2007/03/20_01/index.html

火に近づいたら危ないのは変わりませんが、爆発時の被害が他製品よりも高かったのかもしれません。

コメントを投稿


上の画像に表示されているセキュリティコード(6桁の半角数字)を入力してください。