中医協・傍聴失敗顛末記

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2007年08月29日 11:32

死因究明検討会に関して共同通信が虚報を流したのに驚き
虚報の2) (厚生労働省の取りまとめ
マスコミは審議会・検討会の中身を曲げて報じているのでないか
と、疑念を抱くようになった。


で、今後はいろいろな審議会・検討会を傍聴して
その中身を詳報するとともに
一般のメディアがどのように報じるか検証しようと思う。


本日は、その第一弾として、中央社会保険医療協議会へ。
午前10時から全国都市会館にて開催である。
この発表が出たのが、わずか5日前のことで
そんなに簡単に予定立たんがなと思ったけれど
アポの日程を変更いただいて予定を空けた。


傍聴席は先着順とのことで
30分くらい前には行っておいた方が無難かなと
9時半に都道府県会館に着いたのだが会場がない!


しばらくウロウロして会館事務室にも聴いたが「さあ?」と言うので
会社の人間にPCを使って調べてもらったら会場が違う!!
自分の準備の至らなさ・アホさを呪いながら
飛び込んだ全国都市センター会館にも会場がない!!!
フロントで聴いたら「お隣のビルです」。


ようやく10分前に会場の会議室に到着。
前の女性2人組が入り口に立っていた男性から資料を受け取り
会場に入って行くので
よかった。間に合った、とホッとしながら資料をもらおうとしたら
「一般の方ですか?」
「はい」
「一般の方は終わりました。先着順ですから」
「え、じゃあ今の人たちは?」
「省内の人間です」
(心の声)しまった。何も言わずに会場へ入ってしまうのだった。。。
「ちなみに何時頃来たら入れるんですか?」
「9時半に受付開始ですが、その時にはだいぶ並んでらっしゃいます」
(心の声)今回は完全にこちらのミスだ。あきらめるか。


しかし、記者席は随分空いてるよなあ。
自分の経験からしても
どうせ記者席なんか全部埋まりやしないんだから、と
人の出入りのドサクサに知らん振りして入って立っていて
始まる時になっても記者席が空いてたら座ってしまえ。
と思って、スーっと入った。
だが、やはり見咎められていたようだった。


即座に事務局の男性が来て
「立ち見はできません」
「始まったら、そこ(空いている記者席)に座りますから」
「そこは事前登録した記者の席です」
少しケンカ腰で「だって空いているじゃない。記者が来たらどくから」
「ダメです」
「だって11個も空いてますよね」
「今、空いているだけです」
「私は納税者ですよ。納税者に見せないつもりですか」
「ここでは事務局の指示に従っていただきます」
「あなたの名前は」
「関係ありません。脅迫ですか」
と、押し問答していたら、すぐ前に座っていた人に
「うるさいから外へ行ってやってくれ」と言われ
記者だったら許さんと思ったが、一般の人だったので
とりあえず外へ出て話の続きをする。


外へ出たら先方が名乗ったので、こちらも名刺を渡す。
「記者席は、来ると事前登録した人の分なんですか?」
「はい。登録社名と氏名を書いていただいた分です。確かに席は空いているんですが、名前だけ書いて実際には来るつもりがないのか、後から来るつもりなのか、こちらには分からないことですから」
「一般の人は事前登録には、ならないんですか?」
「以前は事前登録にしていたんですが、ファクスを送った送らないの水掛け論になったり、突然来て入れろという人がいたりしたので、先着順にしました」
「いつも大体入れない人が出るんですか?」
「今日はいつもより多いです。DPCが議題に上がっているからかもしれません」
「私も先着順というのは承知していたんですが、会場を間違えましてね」
「本省でやるに越したことはないと思っていますが、会議室は常に取り合いで、現実問題として傍聴希望者全員を入れられるような会場も用意できないのです」


ということで、理はこちらにないので引き下がる。


一つだけ分かったことというか、マスメディアに要望したいこと。
登録したからにはきちんと傍聴して、それをきちんと報道するように。
そうでなければ優先的に事前登録できる理由はないはずだ。


最後に反省。
事務局の皆様、周囲の皆様
本日はお騒がせして申し訳ありませんでした。
次回からは会場をきちんと確かめ、9時半に着くようにします。

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コメント

大変でしたねo(^-^)o ..。*♡
お疲れ様でした。

>僻地の産科医先生
ありがとうございます。
先生も裁判傍聴お疲れさまでした。

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