ところで、月に一度のこの外来受診。

「どうですか？」
「相変わらずです・・・」
という毎度おなじみの会話と、１ヶ月分の薬をもらうだけです。

慢性疾患の私、いつまでこの薬漬け生活が続くのだろうかと一抹の不安もあり・・・
こういう患者が多いからニッポンの医療費も膨らむ一方なんだろうな～、と自己嫌悪になったり・・・
なんだかいつも若干後ろめたい気持ちの受診です。

でも、異常はなくても症状はあるわけで・・・
我慢できるかといわれたら我慢できないので、薬を飲むしか仕方ないのですが。

そんな患者の思いを知ってか知らずか、
主治医の先生がとても誠意を持って診察してくださるので、頭が下がります。
私の微妙な訴えの変化から、薬を変えてみたり、中止してみたり、復活してみたり。
つくづく、医師の仕事にはコミュニケーションスキルが求められるなぁと感じます。

良いコミュニケーションを求めると、
当然ひとりあたりの診察時間も長くなり、結果、待ち時間も長くなりますね。

そう思えば、待っても仕方ないのかなと思う、今日この頃。

ちなみにこの病院は、自分が何番目か受付票に記載されていて、
中待合のスクリーンにはいま何番目まで診察が進んでいるか表示される仕組みになっています。

「ひとり１０分として、×４・・・だからあと４０分？」
などと待ちながらアバウトに計算はしているのですが、
１時間を過ぎたあたりからクレームが出始め、
「検査の結果を待たされすぎて具合が悪くなった！」とお怒りの人も。
診察そっちのけでクレーム対応に追われる看護師さんと、
「お待たせしてスミマセン」と恐縮しまくる医師が
なんだかとても気の毒です。