青色申告 |
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投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2008年03月10日 22:43 |
医療費の還付手続きは、
例年通り先月初めに
そそくさと済ませていたのですが、
本人の申告は?ということになり、
面倒そうだし、
僅かな金額だし、
でも経費分のマイナスは次年度に持ち越せるそうで、
金額の大小にかかわらず、
今後のためにと
書類と格闘し始めました。
ところが、
決算書類までたどりついたところでギブアップ、
申告書と損失申告用書類が、
さっぱり???意味不明
(というか、国税庁のHPで、この部分は入力印刷できない~
これは、想定外ケースだからと後で判明)
ついに、
昨年お世話になった税理士にSOS、、
「(税理士)報酬をお支払いできないので、
自分で申告したいのですが、
わかりません」
という虫が好すぎる申し出に、
超多忙期にかかわらず、
細かく対応してくださいました。
それで、
タダで書類を作成してもらったかわりに、
と言えるほどではないのですが、
猫の手ぐらいにはなるでしょうということで、
簿記の知識皆無、数字音痴の私が、
3月17日まで週末などの空き時間、
税理士事務所でお手伝い、
会計ソフトと奮闘することになりました。
顧客層は多様なのですが、
せめてもと医療関係をやらせてもらいました。
これが意外な発見ばかりなのです。
まず、医療保険のしくみとお金の流れの実務がわかります。
つまり授業でやっている保険制度の
支払基金と国保連合会からの診療報酬の実際を
帳簿上で見ることができます。
寝たきり高齢者の医療費控除の書類作成からは、
たとえば、一年間のオムツ代がどの位か、
家を修理して補填される額やショートステイの費用など、
介護保険の一端をうかがうことができます。
授業で付け焼刃で説明していた
病院会計の損益計算書の表示項目など、
具体的数字を入力することで、
お金の流れと病院(診療所)経営の現実を
少しだけ肌で感じました。
申告書作成がきっかけで、
思わぬ実務を学べて何だかとても得した気分です。
(税理士先生にとっては足手まといになっているだけかも、、)