チロル身につまされる

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2008年03月10日 22:08

弊社は狭い。
しかもバックナンバーやら単行本の在庫やらで
無駄なスペースは、ほとんどない。
仕事の計画を立てるうえでも
会社に届いて出ていかないもの(要するに在庫)の総量が
人間の最低限の業務を物理的に妨げるようにならないか
常に気にしている。


それだけに、このニュースとてもよく分かる。
在庫の保管って本当に大変なのよ。
こういう苦労は、したことない人には分からないだろうなあ。


<チロルチョコ>サンプル自宅で保管 元社員が賃料求め提訴
(毎日新聞 - 03月10日 19:12)

 チョコレート製造の「チロルチョコ」(東京都千代田区、松尾利彦社長)のサンプル商品を自宅で保管させられたとして、元社員の60代男性がその賃料600万円を払うよう求める訴訟を新潟地裁に起こした。会社が賃料を支払わずに不当な利益を得たと男性は主張している。

 訴状によると、男性は87年6月に入社し、自宅兼新潟出張所(新潟市西区)で働いた。入社時に会社から「商品サンプルの保管スペースとして半畳くらいが必要」と説明された。91年6月ごろから、半畳に収まりきれないサンプルが送られ、定年退職した昨年12月まで、チョコ入りの段ボール箱数十個を自宅6畳間に置いていた。男性は91年〜07年の約16年半、スペース利用で会社側が得た利益の一部として600万円を返すよう求めている。

 原告側弁護士は「(自宅が)書類などで占有され社員が訴えるケースはあるが、お菓子は聞いたことがない」と話し、同社は「担当者が不在でコメントできない」としている。同社は1903年創業の老舗メーカー。【畠山哲郎】

<<前の記事:『いのち輝かそう2』について    青色申告:次の記事>>