チーム・バチスタの栄光 |
|
投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2008年03月30日 23:21 |
原作があまりに面白すぎて、映画はなんとなく拍子抜けの感がありました。
ヘリコプターで病院に搬送された外国人男児を、ストレッチャーで運ぶ医師役に、
原作者の海堂尊氏が出演されていました。
(たぶん間違いないと思います、違っていたらスミマセン)
事前に出演されることを知っていたわけではなく、
日経メディカルブログのお写真で、僅かに拝顔させていただいただけです。
ほんの一瞬なのに、このシーン、目に飛び込んできて、やけに頭に焼き付いています。
映画を見たのはもう一ヶ月以上も前なのに、どうして今になってブログに書くかというと、
ベッドコントロールについてのコメントを拝読して、
海堂尊氏の、『ナイチンゲールの沈黙』『ジェネラル・ルージュの凱旋』の中で
現場でのベッドコントロールについて、どんな状況で誰が権限をもつのか、医師や看護師、救急担当職員とのコミュニケーションがリアルに描写されていたことを思い出したからです。
今になって、未熟な経験を振り返れば、
満床に近い状況で、地域医療連携室が
(比較的軽症の、だけれども登録医の先生から懇願された)紹介患者を受け入れてもらいたい、などと
申し出た暁には、当直ドクターからPHSを無言で切られてしまう、
なんてことも日常茶飯事でした。