 |
新歓コンパ |
| 投稿者： 川口恭 | 投稿日時： 2008年04月28日 21:17 |
一橋大学の寮での新入生歓迎コンパで１８歳の１年生が亡くなったらしい。
親御さんの気持ちを思うと言葉もない。
大学側は「未成年の飲酒は厳禁にしていたのに云々」と言っているらしい。
たしかに法律違反は間違いないのだが
しかしまあ、大学生に飲むなと言っても、それはあまり実効性がないと思う。
事故を防ぐという観点から言えば、問題は気持ち悪くなった人間を１人で放置したこと。
私は剣道部だったけれど（その先輩に言われて『ロハス･メディカル』ができた）
１年生には必ずマンツーマンで介抱役の２年生をつけるよう
代々申し送りされていたし
介抱役が楽しんだりしていると先輩からムチャクチャ怒られた。
たぶん今でもそうしていると思う。
今回は寮だそうだが、寮にもそういう鬼軍曹みたいな先輩はいなかったのだろうか。
特にあまり酒を飲む機会のない学生の皆さん
楽しくないと思うかもしれないけれど
もし自分の限界に挑むくらい飲むつもりなら
回り持ちでいいから、必ず冷静な人間を作ってくださいね。
＜＜前の記事：タケノコ尽くし 安心と希望のビジョン会議７（２）：次の記事＞＞
コメント
自分にも、入学直後の新歓コンパで死んだ同期がいます。会話を重ねる時間すらなく、互いによく知らぬままに終わった級友でした。
やっぱり潰れた奴を潰れた奴だけで別室に放置し、気づいたときには呼吸停止だったようです。
医学部の名が記された立派な門碑の近くに、お父上から贈られたメイゲツカエデが植えられています。最初は胸の辺りまでの高さでしたが、いつのまにか頭上遙かに４メートルほどとなり、今年も青々と若葉を茂らせる季節になりました。
毎年のようにこの種の事故の報道を聞くにつけ、残念でなりません。
また、各大学も再発防止を毎年訴えますが、効果がありません。ちょっと医療安全活動と似たところがあるという気もします。
＞中村利仁先生
コメントありがとうございます。
喉元過ぎれば何とやらですよね。
だから当人たちにその意味が分からなくても伝承してしまうという
社会的強制力も意味あるのかな
と最近思うようになっています。