カラオケ世代なのかな?

投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2008年05月25日 18:02

一年生全体のリレー講義の第二弾、
レポートの内容を紹介し、6グループに分かれて演習。

医療従事者として、どんなことができるだろうか?
病院で働くってどういうことなのか?

進行係を指名して、机の配置を変えて話し合いスタート。

途中、学生のお財布から現金がなくなったというトラブル発生。
別棟大講義室にて講義中のため、学年主任の判断でグループ討議を中断し、
全員ホームルームに戻って手荷物、ロッカー、お財布の確認作業を行いました。

少し嫌~な雰囲気で授業再開、熱心に議論しているグループと、グループから離脱して全く関係のないお喋りに興じている学生など様々。

講師3名で各グループを巡回するも、みなマイペースで、わいわい、がやがや、きゃーきゃー、

こんなんで、まとまるのかなあと不安になりつつ、約束の時間になったので、机の配置を戻して発表。


発表者は前のスタンドマイクで行いましたが、6名全員見上げるほどに、落ち着いた肝の据わった話しぶりでした。さながら、カラオケで歌うように。
(いつ、こんな話し合いしたの?まとめたの?と感心するほど、堂々としてました)

もう少し少人数グループのほうが、意見がまとまりやすかったなァと反省。
そしたら、もっと多くの美声が聞けたかも、、、、次回に活かします。

ちなみに、「・・・してあげる」という意見が圧倒的に多かったのです。
中には「痛みをとってあげる」とか「優しくしてあげる」「励ましてあげる」など等、、、

何かをしてあげようという気持ちでできることなど、(医療に限らず)皆無なのではないか、まずそれを知ることからスタートしよう、自分にできる小さな役割を誠実に引き受ける、そしてそれをなげださずに根気良く続ける、それが仕事をすることなのでは?という問いかけで終わりました。

(ホントは問いかけではなく、自分に言い聞かせていたのですが)

<<前の記事:シンポジウム    シンポジウム:次の記事>>