内戦に対する日本の責任

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2008年08月10日 10:01

昨日から、ともどくの面々が医療界のリーダーたちと合宿して
自分たちの勉強の成果を開陳するという面白い催しがあったので
初日だけ参加してきた。


ここの所
医療ばかりに着目するのでなく
視野を広げないといけないと思っているところなのだが
予想をはるかに超える視野の広いプレゼンが続いて大変感銘を受けた。


特に印象深かったのが
スリランカからの留学生M君が発表した
同国の内戦の現状とそれに対して日本のODAがどういう役割を果たしているか
それを日本のマスコミがどのように報じているか
(もちろんアメリカの果たしている役割にも言及した)という内容の発表。
質疑応答まで残っていると電車がなくなるので
発表終了と同時に失礼したのだが
おそらくその後の議論も白熱したに違いない。


重く受け止めた。
マスコミに対する批判の部分は反論の余地がなかった。
日本の医療を途方もなく大きな課題と思っていた自分を恥じた。
もっともっとやらねばならないことがある、と心を新たにした。

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