周産期・救急懇談会1(1)

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2008年11月10日 14:01

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少しずつ全文起こしをめざします。


舛添
「先般、東京都において妊婦さんの受け入れがうまくいかずに、お子さんの顔を見ずに亡くなるという痛ましいできごとがあった。また、昨日来、杏林大の件も報道されている。地域医療と周産期医療の再生をしなきゃいけないということを如実に表している。私は墨東病院の視察にも行ったし、江戸川区医師会の訪問もした。また杏林大関連も検証調査をしている。10月29日には都道府県に対して確認と改善の通知を出した。

背景にあるのは医師数の絶対的不足の問題であると思う。安全と希望の医療確保ビジョン会議でご提言いただき、その具体化を進めているところだ。しかしながら、2件脳出血の事例が続いて明らかになった。周産期と救急の連携の部分に焦点を合わせて、専門家に集まっていただいた。また阿真さんには国民の立場から発言をいただきたい。ぜひいい連携策をつくりたい。

みんなで力を合わせて12月まで月日がないが集中的に議論いただいて緊急にまとめていただきたい。それと合わせて、我々の組織も局長が2人出てきていることで分かるように、この問題を2つの局が扱っている。我々も省改革の検討をしているところだから、局どうしでどう連携させるのか、省改革の検討会もやっているので、国民のニーズに合った役所に変えるということが大事で私たちも改革をしないといけない。それを含めて総合的に検討したい。

タブーのない形で、大臣、政務官、役所の人間に遠慮する必要ない。国民のために何をやるか議論を深めたい」

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