どういうことだ!?

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2008年11月18日 21:42

元厚生次官夫妻、自宅で刺され死亡 さいたま
元社保庁長官宅に刃物男 厚生次官も歴任、家人が重傷


これは偶然か?
テロではないのか?
であるならば、歴史の教訓に学ばなければならない。
厚労省に対して、どんなに腹が立ったとしても
このような行為を断じて許してはならない。


(午前0時になったところで追記)
今晩のところは、まだ情報がハッキリせず確定しないようだ。
だが、手口の類似性から見てテロの可能性が高いだろう。


私が朝日新聞記者を志したきっかけが
時効になってしまった阪神支局襲撃事件だった。
事件当時は高校生で血気盛んだったので
どんどん代わりが出てくれば相手も馬鹿らしくなるだろうと思った。
ただ、入社して分かったことだが
あの事件の影響は朝日社内にずっと沈澱していて
それを歯がゆく感じることも多々あった。


今、厚労省の方々は、さぞや恐怖を感じていることだと思う。
でも、これをきっかけに行動を変えるようなことは、どうかやめていただきたい。
それはテロに意味を持たせてしまうことだから。

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コメント

>でも、これをきっかけに行動を変えるようなことは、どうかやめていただきたい。
>それはテロに意味を持たせてしまうことだから。

これをきっかけに自分達の仕事の意味を考え直してほしいと、国民の目線からはかんがえてしまいますが。。
ほんとうに厚労省の人たちが国民に恨まれるようなことがない仕事ぶりを見せていれば別ですが。。

>ほんとうに厚労省の人たちが国民に恨まれるようなことがない仕事ぶりを見せていれば別ですが。。

世相(?)を見ると危ないのは厚労省だけではないようにも思えます。
http://www.itoyama.org/contents/jp/days/2008/1028.html
(以下引用)「悪いことは言わない、渋谷区神山町これ見よがしの麻生邸に賊が入る前に迅速な行動をとりなさい。疲弊した国民の恨みは凄まじいものがある。マンガのような都合の良いストーリーは用意されていないことを忠告しておく。」

2.26事件や5.15事件、最近(?)では豊田商事事件など、日本人の行動の歴史の中でこの手の話は時々見られるものかと思います。

ただし、短絡的な行動を起こしたり、それを心情的に応援したりする前に物事の本質をよく見極めるべきだと思います。

例えば「浮いた年金記録問題」ひとつをとっても、単純に社会保険庁職員の怠慢だけを挙げますが、名寄せが正確にできない背景には国民ひとりひとりに社会保障番号を付与することを今まで(今でも?)拒んできた民意(?または作られた世論)や選挙で選ばれたその時の議員さんたちの行動もまた大きな原因としてあると思います。

ひとくくりに厚労省の職員(に限らず国家公務員全体で見ても)と言い切ってしまうことは簡単ですが、実は千差万別です。医療行政を変えるには中にいなければ変えられないと思い臨床を諦め、少しでも社会のニーズに近づけよう道理の通る世の中にしようと毎日大企業病などと戦っている者もいるのです(誰とは言いませんが)。

犯人が自首した旨ニュースが報じていました。取りあえず。

>KHPN先生
コメントありがとうございます。
報じられていることが本当に全部なのか、かなり疑ってます。

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