第2回つくばがん医療フォーラム~市民と共に考えるこれからの医療~ |
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投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2008年11月29日 22:48 |
先週の常陽リビング紙上で標記フォーラムを知り、
土曜日にわざわざ上昌広先生が遠路つくばまでお見えになる、
これは何としても聞きたいと行ってまいりました。
50分のご講演時間は、消化不良を起こしそうになる(私だけ?)広範囲にわたる内容でした。
でも、サブタイトルに『市民とともに考える』とあるように、
上先生は、最初のご宣言どおり、医療の状況をわかりやすく説明してくださいました。
また、血液内科ご専門の上先生が、周産期医療の崩壊を食い止める活動を始められた経緯、
マスメディアとのかかわり方などのお話は大変興味深かったです。
海堂尊氏や、村上龍氏を現代の森鴎外や夏目漱石に喩えられたコメントも印象深く受け止めました。
テーマは、専門学校学生の卒業研究の内容とも大いに重なり、先週、一部の教職員、生徒に声をかけてみたのですが、会場は現場の医療者側が大部分だったように見受けました。
『現場からの医療改革推進協議会第二回シンポジウム』のパンフレットを資料としていただいたので、早速講義に生かしたいと思います。
冬のオンワードセール(西武)や、尊厳死を考える会などが、同時に同じ会場(つくば国際会議場)内で開催されていて、大勢の人だかりに、是非こちらのお話もと切に願わずにおれませんでした。
(と、偉そうに言う私も、第一部、上先生のご講演だけで失礼したのですが)
こっそりお話を拝聴するつもりが、会場入口で、かつて病院で同じ仕事をしていた先輩とばったり会って、その先輩が現在のお仕事で、上先生と近しいことを知り、
ちょうどその時、上先生が会場に到着されて、先輩が挨拶をされた横にいたもので、
初対面にもかかわらず、「ロハスメディカルでは川口さんに大変お世話になっている」などと口走ってしまいました。
先生からお名刺を頂戴し、大恐縮してしまいました。
たいそう光栄な時間を過ごすことができました。
ありがとうございました。