これも危機 |
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投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2008年12月25日 20:26 |
糖尿病の疑いのある成人が2210万人にのぼったとのニュース。
正直ぶったまげる。
ロハス誌で、この1月号から
慢性疾患セルフマネジメント協会の取り組みを追う連載を始めている。
月曜日に熊本へ行ってきたのも、その取材だ。
2型糖尿病より遥かに厄介でしかも本人に瑕疵のない慢性疾患の患者さんたちが
工夫して病気と折り合いをつけているのに(誌面化までお待ちを)
もっと条件に恵まれた人たちがどんどん生活習慣から病気になっていくというのは
この国のあり方が
何か根本から間違っているんではないかという気がしてくる。
不用意に国と使ってしまったが
この場合の「国」は「霞ヶ関」を指すのではない。
国民1人1人の生き方そのものが病的なのでないか
困るのは自分なのに、どうしてそうなっちゃうのだろうか
この辺に切り込めれば、ロハス誌も次の次元にいけそうな気がする。
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コメント
>どんどん生活習慣から病気になっていくというのは
>この国のあり方が何か根本から間違っているんではないか
そのように思います。
「病識」を持つことは病を得た人だけでなく、
これから病に冒されようとしている我々にこそ
必要なことかもしれません。
そのような意味でもロハス・メディカルの存在意義はあり、
もっと多くの人に読んでいただきたいと思うのであります。
食べすぎだとわかっていても焼肉はおいしい。
控えなければと思いつつ傾けるグラス。
明日は早く寝よう~、といいつつ深夜まで仕事。
「病識」とは何なのでしょうか?
「欲望」の前では何と脆いことか・・・。
>竹様
コメントありがとうございます。
世相は非常に暗く私自身も一寸先は闇な状態なのですが
しかし、以前だって国民がちっとも幸せでない、こんな体たらくだったならば
病識を持つ良い機会なのかもしれないと最近考えるようになりました。