なやみごと

投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2009年01月28日 13:42

一昨年末5センチ弱だった子宮筋腫が、
昨年の秋には8センチ強

今年初めに、10センチを越えました。

これが新年早々沈み続けているいちばんの原因です。

10センチといえば新生児の頭の大きさ!!
当然症状も悪化。

腹部膨張、貧血、腹痛、不正出血、過多月経、頻尿、、、と。

診ていただいているS先生は、手術するなら年齢的にも子宮全摘でと言われました。
術後は子宮に筋腫や悪性腫瘍ができる可能性はゼロ、生理もなくなり、こんなに楽になるとは思わなかったとおっしゃる方も多いそうです。
でも全身麻酔の開腹手術で、1~2週間の入院と、体力の完全回復には数ヶ月間は要しそうです。

ショックを隠せず「子宮を取ると一気に更年期症状が進むのでしょうか」と質問したら、
「本来卵巣を残せばホルモン分泌は影響しないはずです、ただ気持ちの持ちようや、ライフスタイルで症状は個人差があるようです」
と説明を受けました。

リウマチの主治医先生は、リウマチは寛解状態なので、手術前後はエンブレル注射を中止したほうがいいけれど、手術に関しては特に問題ないでしょうとのことでした。

すぐに治療(手術)が必要という状況ではなく、治療法も進んでいるので悩みます。

ここ数週間、「切らない筋腫治療」、「MEA(子宮内膜焼灼術)」「FUS(集束超音波治療)」「UAE(子宮動脈塞栓術)」について、自分なりに調べたり問い合わせたりしていました。

麻酔が不要で日帰り治療ができるFUS治療については、10センチを越える筋腫やその位置によって適応不可の場合もあります。何より、茨城県内では取り入れている医療機関は無さそうで、その上保険適応外なので、費用は50万~70万円です。
それでも諦めきれず、事前の郵送によるMRI画像判定システムを利用して、適応の可否を判定してもらおうと考えています。

正直「またやっかいなことが、、」と、落ち込んでいましたが、インターネットで情報を得て、フォームに従って問い合わせればどちらの医療機関からも迅速丁寧な返信がきました。
郵送してもらった関係資料は、とても役立ちました。

昨夜は、S先生が、今月初めの受診時に行った子宮がん検査の結果について
「何かあった場合だけ・・・・ということだったので、メールがあってびっくりさせていたらごめんなさい」と前置きし、異常なしの結果をわざわざ知らせてくださいました。
婦人科医師であり、4人のお子さんのお母さんであるS先生の日常を思うと、安堵よりも感謝で涙が出そうになりました。

先日、外来の最後に「もし手術する時は、S先生が切ってくださいますか」とたずねたら、
「もちろん、私がやらせてもらいますよ、真木さんが嫌でなかったらだけど」
と笑って答えてくださいました。
とても有り難く、心強かったです。  元気を出さなくちゃ!

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コメント

「リウマチは癌にならない」なんて私が発病した40年前は言われていましたが、腫瘍のできやすい体質はあるんですね。私は49歳の時2㎝の筋腫が認められ、そろそろ閉経だから大きくならないと言われましたが57歳近くになってようやく閉経になりそうです。筋腫も2㎝のまま!一方私のリウマチの友人は筋腫が真木さんのように大きくなり、49歳の時手術。そして54歳で甲状腺癌に・・・。
同じリウマチなのに自分とどう違うか考える。友人は仕事がハード、生物製剤や
新薬を次々と使っていた。自分は安定した職業、薬は漢方薬と更年期症状が出て初めて弱い抗リウマチ薬を始めた。でした!それ等が関係あるのか無いのか?

龍馬さま、コメントありがとうございます。

40年前の発病だなんて、、
長い時間をリウマチと共に生きてこられたのだなあと胸にずしりと響きました。

リウマチの原因がさらに解明されれば、他の疾病や生活習慣などとの因果関係もわかるようになるのかもしれませんね。
ご友人がリウマチ、筋腫手術、癌を経て、なお変わらない情熱で前に進まれている日々であるよう祈りたいです。

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