筋腫治療1:造影MRI

投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2009年02月13日 23:14

昨日、今年度最後の講義中、不意に非常ベルが鳴り出しました。
けたたましく鳴り続けます。
数分後、
『空調機の吹き出し口トラブルから誤作動でした』
と全館アナウンスがありましたが、追い込み中の授業で、既に来週の期末試験の問題も作ってしまったので、何としてもその範囲までは!と中断は冷や汗でした。
昼休み、日頃無愛想な?女子学生から「食べてエ~」と差し出してもらった手作りチョコも食すことができず、空腹を我慢してMRI検査に行きました。

最初に看護師さんが、造影剤点滴のための注射を刺して、そのままぐるっと回ってうつ伏せになりました。
「40分もうつ伏せ体制はきついのでは?」と検査技師さんが心配してくれましたが、
もしFUS治療を受けるなら、3~5時間うつ伏せだなアと。
FUS治療適応可能だった場合、これはかなり大変かも、と初めて気づきました。

どちらに顔を向けるか決めかねたまま、ヘッドフォンを後頭部から当てがわれ、おさまりが悪い状態で静止、点滴した右手は延ばしたままで指先が痺れました。
これらを除けば、上向きよりもお腹が固定されて動かないので良いかもしれません。

部位は骨盤・子宮のMRIなので、上半身セーターは着用でいいけど、寒ければセーターの上に検査着を羽織ってくださいと言われ、そのようにしたら、これがとても暑い、こんなに暑いのは造影剤を入れているからだと勝手に合点していたら、放射線科の医師が側に見え、

「あと、10分ぐらいで終了します。これから造影剤入れますね」

「えっ???これからだったの?」

とビックリしました。
造影剤を入れて、もっと暑くなるのかと覚悟したら、
「造影剤の次、お水、入ります。ちょっと冷たいです」
と声が聞こえました。

私は筒(海堂尊氏の医療小説では、『ガンガントンネル』)の中にいて、
頭も動かせず枕の端しか見えないのですが、確かにひんやりしてきました。

こんな調子で無事に造影MRI検査は終了しました。所用時間約50分。
お会計は9650円也。

検査結果は次回に。

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