突然ですが、ちょっと趣向を変えて第一弾。

投稿者: | 投稿日時: 2009年04月11日 18:24

私がこの場でブログを始めさせていただいて、今日で1ヶ月と約20日。えーと、全然キリは良くないのですが、今日から少しずつ趣向を変えていこうというか、広げていくことにしました。思い立ったが吉日、ということで身勝手な変更をお許しください(だれも気にしちゃいない、とか言われそうです)。

そんなことを思いついたきっかけは、後回しにして、今日のテーマは、「患者さんにもらう喜怒哀楽」です。

どういうことかというと、簡単に言えば、患者さんのブログへお邪魔して患者さんのことをもっと知りたいなあ、という企画。ロハス・メディカルwebを訪れる方は、私の独断と偏見からすると、どうも医療関係者の方や、医療制度について専門的知識のある方が多いように感じています。それでいろいろご指導いただくこともできたわけですが・・・。しかし一方、患者さんたちから学んだり、患者さんたちが物事をどういう風に見たり受け止めたりしているか、そういうことを私もあまり知らずにきてしまいました。そこで、さっそく、と考えたわけです。


医療関係者はじめ、カタいお話をお好みで訪ねてくださった方は「???」と思われるかもしれませんが、それでもたまにはこんな息抜きもいかがでしょうか。(木を見て森を見ず、病気を診て患者さんを診ず、なんてことにならないように、たまに頭をやわらかくしてください!)ちなみに下記のブログ・HPは、私が独断と偏見でピックアップいたしました。


【喜】僕の“個性”
2005年4月、僕はガン宣告されました。 その時勇気づけられた言葉や温かい言葉。そして何より、今まで一人で生きてきたつもりでいたけど、決して一人ではなかったんだと思い知らされました。・・・
《ブログ:イルカちゃんの贈り物~かんたん心理学~
by イルカちゃん さん


【怒】病院の待ち時間
今日も仕事で病院付添いでした。神奈川県の某病院。いやーひどかった!10:00前に受付をし、心電図を撮った後延々待たされ、・・・。
《ブログ:お疲れ様・・夫と白血病と・・。
byホカロン さん


【哀】主治医のこれまで
何かと顔が近くて、やたらと私の腕を撫でたり手を握ってきたりしていた卵黄先生。外来診察中も、私の足を自分の足で両側から挟んで会話することがほとんど。初めての時、何なのだろうと思ってとても驚いたけれど慣れとは恐ろしいもので・・・。
《ブログ:若年性乳がんのほほん闘病記
by橘椿 さん


【楽】入院中に集めたおもしろ話
入院中は落ち込んでばかりいたわけではありません。それなりに笑ったり楽しかった事も確かにあったのです。クスッと笑える話を気ままに書いてみました。
《HP:まゆりんの乳がん騒動記
byまゆりん さん (まゆりんさんのブログは→こちら

さて、おまけ。冒頭で後回しにした、路線拡大(?)のきっかけについて。

それは、「ああ、桜咲いてたんだ」と気づいたときのことでした。日々、忙しさにかまけて桜の咲くのもわからず、散りゆく今頃になってはたと咲いていたことに気づいたのです。そんな自分に愕然としてしまいました。そこでほんの一瞬立ち止まり、自分がやっていること、やるべきことを振り返ってみることにしたのです。


そして思ったのが、これまでの私のブログは、なんだか「カタい話もやわらかく」というよりは、「カタい話を硬いまま噛み砕こう」としていたなあということ。実際、医療制度に関連したカタい話題が私の身近なところに溢れているので、それをそのまま取り上げてきたわけなのですが、そのわりに噛み砕ききれなかったり、全然やわらかくなっていないことが多かったと反省。もちろん、多くの方にコメントを頂き、議論をしていただいたのは、とてもありがたいことです。大変勉強になりました。でも、私ができること、私の扱うべき内容は、もっとほかにもある気がしたのです。

というわけで、もう少し、本当にこのブログをやわらかくしていきたいなあ、と思っている今日この頃です。そして、これからも大事にしていこうと思うのは、やっぱり「素人目線」です。それが一番得意なので、仕方ありません(と、あくまで前向きに)。

それで、できることなら、最終的に、「ロハス・メディカル」のコンセプトである“「治りたい」と「治したい」をもっともっと近づける”ことに、もう少しお役に立てないかなあ、なんて考えています。皆さま、これからもご指導よろしくお願いします。

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コメント

気づき、は大切ですよね。元気にしろ病気にしろ生きていくうえで。生きてるうちに気を使えと昔の人も言ってましたし。

>前々期高齢者さま

こんなエントリーにまでコメントを入れていただいて恐縮してしまいます。我ながらちょっとやわらかすぎたと恥ずかしく読み返しました。

このサイトでブログを書かせていただいて常々、【ロハス・メディカル」の本誌のほうとの内容のギャップ、難易度のあまりの違いが気になっていました。

改めて自分を振り返る機会があったのを機に、たまには手を広げて、自分のできること、すべきことを考えていきたいと、いま試行錯誤しています。

へんに知ったかぶりをせず、等身大でブログを更新していこうと思っています。ですから間違うこともあるかもしれませんが、そこはこの公の場で厳しく正していただければと思います。今後ともご指導宜しくお願いいたします。

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