旅のかたち、旅する心 |
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投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2009年07月29日 22:46 |
昨年に引き続き、
第46回 夏の文学教室に行ってきました。
本当は、今日29日、
第141回直木賞受賞の北村薫氏と桜庭一樹氏の対談「山のあなた」も
拝聴したかったのですが断念、
昨日だけ出席できました。
初めてお名前を存じ上げた吉増剛造先生のお話は、
叙情的・幻想的で最初から最後まで
詩の朗読が流れている夢の中にいるようでした。
教材として、ご自身の手書き原稿コピーを全員に配布してくださいました。
でも細かすぎ、達筆すぎて『読めない~~』
という感嘆の声が会場あちらからも、こちらからも・・・
東京駅からの帰路、
高速バスの乗務員(兼運転手)さんのプロフェッショナルなおもてなしと、
誇り高い仕事への姿勢は、
たまたま私の隣の席に座った乗客の心に真っ直ぐに伝わり、
頑なな気持ちをほぐした一瞬を目の辺りにして、
豊かな気持ちになりました。
それもこれも、
暑い中家で休んでいたいなという煩悩と格闘しながら、
思い切って出かけた、旅の発見かもと、
島田雅彦氏のお話を振り返りながら納得しています。
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