はじめの質問は、少し挑発的すぎると思います。何にでも政治家が見解を示さないといけないとは考えません。医師の臨床研修制度は重要なテーマだとは思いますが、医師が自律的によい制度になるようにしていくべきものだと考えます。今回の行動は、そういう方向というよりは、無駄な手間を強いるようなものであり、執拗なクレームで有能な人材が仕事もできず対応に追われて拘束されている状況に似たものを感じます。

コメントありがとうございます。「医師のキャリアパスを考える医学生の会」代表の森田知宏です。

私は医師の臨床研修制度については厚労省が管理しようとする現状があり、医師だけで解決できる問題とは思っておりません。さらに、臨床研修制度とは「医師を育てる」ものであり、どのような医師を育てたいかを決めるのは結局国民の皆様だと考えております。

ですから、このことについて問題意識を持ってくださる方が少しでも多く現れることを願い活動しております。その一環として、来る衆議院議員選挙を前に今回の活動を行いました。

衆議院議員の皆様が臨床研修問題についてまず知るきっかけとなればいいなと思っております。

また、無駄な手間を強いるとのことですが、今回の質問状は回答期限も設けておりませんし、回答の強制は致しておりません。メールも一通しか送っておりませんし、「執拗なクレーム」にはあたらないのではないかな、と考えております。
今のところ民主党、共産党それぞれからお一人ずつ回答を頂いております。結局党として一人ずつ回答を頂けるのが精一杯かな、といったところです。

ご回答、ありがとうございました。
本当に、質問状の動機が、
＞臨床研修問題についてまず知るきっかけとなればいいなと
いうことであれば、背景についてしっかりと記すべきだと思います。選挙前のこの時期に、結果を公表するとして、行っている活動です。もし、間違った反応と判断されれば、即座に票を失うような公表をされると（悪意のあるなしは別にしても）、議員側は推測することでしょう。現在の社会の反応やポピュリズム傾向の強いメディアリテラシーからしてもそう判断してしかるべきだと思います。議員側に知ってもらいたいというのであれば、背景から問題点、解決方法が自然と導かれるような質問にする方がいいのではないでしょうか。
はじめの質問が挑発的すぎる点が上記の傾向に拍車をかけていると思います。どうでしょうか。
言葉足らずな点と匿名であることをお詫びいたします。