「急性期」って、どういう意味? コメント欄

投稿者: 新井裕充 | 投稿日時: 2009年09月13日 15:33

 政権交代後の医療政策が具体的に見えない中、「急性期」の定義をめぐる論争が再燃している。交通事故や脳こうそくなど、生命にかかわるけがや病気の患者が「急性期」であることに異論はないが、しばらく入院して状態が安定した場合を「急性期」に含めるかなど、「急性期」の範囲をめぐって議論がある。これは、高齢者医療の在り方に深くかかわる。(新井裕充)

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コメント

コメントするのをためらいましたが、こんなことを議論しているとは嘆かわしい。
「急性期」の定義が明確でない、のではなく、複数の定義に同じ言葉が使われているだけ。誰でもわかることでしょう。救急の場での使い方をはっきりとさせたければ「救急急性期」とでも接頭語をつけてその定義を「救急患者搬入から3日間」とか、定義すれば済むことでしょう。さまざまな使われ方をしている用語を統一しようなんて、文化を破壊しようとしていると思えます。


>ふじたん様

貴重なご指摘ありがとうございます。
現場感覚とかけ離れた内容の原稿を書いてしまったようで恐縮です。
いろいろな解釈、用法があると思いますので、おっしゃる通りだと思います。

ただ、中医協で「急性期」が問題となっているのは、
医療法の改正を視野に入れているからだろうと思います。
現在の「一般病床」を、「高度急性期病床」「一般急性期病床」「亜急性期病床」などに区分するため、その前段階の議論なのかなと理解しております。
そういう意味で、やや文系的と申しましょうか、このような議論をしているのだと思います。
そういうことで、ぜひご理解いただければ幸いです。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

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