新型インフルで看護師不足、「非常勤職員を採用」? コメント欄

投稿者: 新井裕充 | 投稿日時: 2009年09月21日 02:38

 新型インフルエンザの流行に伴い、看護師など医療スタッフの不足が懸念されるため、厚生労働省は「非常勤職員を新たに採用するなど、看護要員の過重労働の防止に配慮すべき」と求めている。これに対し、日本看護協会の副会長は「コスト面でのサポートはあるのか」と声を上げている。しかし、募集すればすぐに看護師が集まるのだろうか。(新井裕充)

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コメント

何を考えているのでしょう。

看護師免許を持っていても、即戦力にはなりません。医療機関ごとにずいぶん違う用語がつかわれていることも、職種による役割分担も違うことを理解していないのでしょう。そして提供している医療そのものが違うことを理解していないのでしょう。インフルエンザで患者が外来に押し掛け、重傷者が入院し、職員がダウンしていく中で、だれが臨時職員を教育できるのでしょう?臨時職員を頼りにするのなら、昨年度から取り組んで、その人たちを教育しておくべきでした。こんなことも分からずに看護協会の幹部であることを恥ずかしいと思わないのでしょうか。

そもそも医療機関の職員がたおれ、社会全体でも労働量句が大幅に低下しているのに、余剰の労働力がどこにあると考えているのでしょうか。非常事態であることを自覚して基準そのものを下げるしかないことを誰も理解していない審議会など、全く当てにできないでしょう。

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