中医協人事が決定、日医執行部3人を外す コメント欄

投稿者: 新井裕充 | 投稿日時: 2009年10月27日 00:04

 今月1日で任期切れとなった中央社会保険医療協議会(中医協)の委員について、長妻昭厚生労働相は10月26日午後7時から厚労省内で会見を開き、支払側委員2人、診療側委員4人、専門委員1人の計7人を改選する人事を発表した。日本医師会(唐澤祥人会長)の執行部3人を外し、京都府医師会副会長、茨城県医師会理事、山形大学医学部長を新任するほか、専門委員ではコメディカルを代表する委員として新たに日本放射技師会会長を選任する。審議が中断していた中医協は早ければ30日に再開される見通し。(新井裕充)

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コメント

現在の医療を巡る諸問題は中医協の委員ではなく、そもそも医療費が低いことに問題があると思います。

民主党政権に対しては、制度いじりとか委員を変える事でお茶を濁すのではなく、消費税なり所得税なり、健康保険料を上げ、国民負担率を上昇させることに期待しております。

もっとも、中医協の委員を変えることで医療費を増やせるというのであれば、特に異存はありません。

 全体の過不足と配分は別問題です。

 そして不足に対して一定の策が打たれたとしても、配分の段階で骨抜きにすることは可能です。

 日医が外されたことばかり話題になっていますが、大胆な改革にはほど遠いと言わざるを得ません。全国公私病院連盟 邉見氏などは、自公政権でさんざん甘い汁を吸ってきたのではないですか?氏が取締役を務めている(株)自治体病院共済会は自治体病院へ大量に医療機器を納入しており、利益相反にあたります。現場を喰い物にしています。
 勝村氏に至っては、開いた口が塞がりません。

 民主党にとっては、話題作りに成功したと言えるのかもしれませんが、中身はさほど変わっておらず、非常に残念です。
 額や配分の問題ではなく、まずは意思決定プロセスの改革を期待しているのです。
 嘉山先生の孤軍奮闘は必至で、ご苦労がしのばれます。

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