10ミリバイアルはメーカーの事情 コメント欄 |
|
投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2009年11月07日 10:36 |
長妻昭・厚生労働大臣は6日の参議院予算委員会で、国産ワクチンの供給量が上方修正される要因となった10ミリリットルバイアルの使用について、「(国内4社のうち)1社が、1ミリリットルの容器で新型のワクチンを作るとすると季節性インフルエンザワクチンの製造を中止しなければいけないという話もあって、我々としては量を確保するためにギリギリの判断をさせていただいた」と述べ、積極的に選択したわけではないことを明らかにした。(川口恭)
<<前の記事:新型インフルワクチン接種の前倒し―足立政務官、約1時間の記者会見 「適用拡大36品目、23年度予算で」 コメント欄:次の記事>>
コメント
「国産のワクチンを製造する会社は4社、国内にある。ところがそのうち1社については、1ミリリットルの容器で新型のワクチンを作るとすると季節性インフルエンザワクチンの製造を中止しなければいけないという話もあって、我々としては量を確保するためにギリギリの判断をさせていただいた」。
この長妻昭・厚生労働大臣の答弁ですが、まったく理解できません。容器を小型にするには、別のインフルエンザワクチンの製造を中止しなければならないなんて、「風が吹けば桶屋が儲かる」以上に変な話に聞こえます。3社ができて1社だけできないというのも変な話です。
それと、仮に変な話が事実としても、量を確保するためには他の3社まで容器を大型にしなければならない理由がよくわかりません。大・小の容器でワクチンを製造してどこが悪いのでしょうか。集団接種用、病院・医院用で問題はないように思えるのですが、素人考えなのでしょうか。
どなたかこの変な話と素人考えに関して解説していただけるとうれしいのですが。