まずは息子の接種の話。11月14日は、かかりつけの小児科が午前中を通常の診療をなくし、新型インフルエンザの予防接種のみとホームページで発表していました。予約は当日の朝、電話とインターネットで受け付けます。接種が9時30分からで、予約開始時刻は9時15分。予約殺到は友人からも聞いていたので、主人にも協力を依頼して、2台のパソコンと電話でスタンバイです。

そして9時15分。予約受付開始時刻です。案の定、電話は通じません。一方、パソコンでは普段から予約を取っているので入力画面も入力内容も完璧に把握しており、万事淀みなく入力して、ページを進めました。すべて打ち込んで内容確認ボタンを押すまで30秒かかっていません。そこで出た予約番号が46番。予想診察時刻は13時を過ぎていました。なお、主人は慣れていなかったので私より入力が一瞬遅く、同じ診察券番号では重複して予約は受け付けられないために、結局46番で予約が確定しました。

直後に小児科のホームページを再度確認すると、当然のごとく予約は受付締め切りとなっており、予約人数は48人。まさに間一髪でした。それからの約4時間は何かまとまったことができるわけでもなく、出かけられもせずに、子供と2人で適当に、なんとなく手持ち無沙汰な時間をすごしました。まあ、気分の問題なのですが・・・。

そして午後、ようやく電話に5人前の自動連絡が入り、いざ小児科へ。前倒し接種（ただし都も認めていました）だったので、問診表等が区からまだ自宅に送付されてきておらず、病院に備え付けの用紙を使用しました。1通は問診表で、さらにもう1通、費用補助の申請書を記入しました。これにより窓口での支払いは1000円でした。

ちなみに息子は注射以前に医者嫌い、というか、診察嫌いなので最初から大泣きで、肝心なワクチン接種自体もわけがわからないうちに終わってしまった、といったところ。その前の週末に2回目を接種した季節性ワクチン接種とは異なり、免疫がないのだから当然ながら、翌日もほとんど腫れも見られませんでした。もともと風邪気味で（保育園に行っていると基本的に年中風邪気味です・・・。）、37度あったのですが、その後さらなる発熱等もなく、いたって元気だったのでちょっと安心しました。

そして火曜日の朝、接種を受けられるチャンスが私にも突然めぐってきました。先日このブログでも、かかりつけの産婦人科で予約がいっぱいで取れなかった話をしました。その際に他の産婦人科にもあたってみたと書きましたが、実はそのときに別の産婦人科にも仮予約を1件入れていたのです。その順番が早かったため、キャンセルの枠に今回お誘いがかかったのでした。長男を保育園に送った後に産婦人科からの電話を受け、もちろんその場で「おねがいします」と返事をしたのですが、そのつもりはなかったのでちょっとあわててしまいました。少し遠いところでもあったし、以前たまたま1度かかったことがあっただけで実質的には「かかりつけ」とはいえず、正直ちょっと気後れもしました。それでも、せっかくのチャンスです。とにかく駆けつけました。

接種自体はあっさり終わりました。ただ・・・問題はその後でした。

アナフィラキシーのような激しい副反応はなかったものの、しばらくすると注射を打った箇所がかすかに、鈍い痛みを持ち始めました。それはいいのですが、さらに時間がたつと全身がだるくなってきて、また眠気にも襲われました。もちろん、副反応ばかりでなく、もともと疲れていたせもあったとは思います。また今までにも予防接種で微熱が出たりしたことはありました。ただ、今回のだるさは今までより強いものでした。そうした状態は翌日も続き、なんだか軽いインフルエンザにかかったような気分でした。熱は37度程度でしたし、その他の症状はないので、インフルエンザにかかってしまうよりはずっと楽ではありましたが・・・。

それでも昨日になると、うそのように元気になりました。世間でも副反応の話が盛んに出ていますが、本当に出るものなんだ（重篤とまではいえないにしても）、とちょっと他人事のようにびっくりしてしまいました。それでもやっぱり、これくらいでインフルエンザにかからずにすむならずっといいとは思います。なお、かかりつけの産婦人科ではキャンセル待ちが数十人にも上っているとのこと。やはり接種出来て大変幸運でした。

あとは、長男がこの冬、ノロ等の胃腸炎をこれ以上持ち込まないでくれればな、と思うばかりです（すでに2回ほどやられているので・・・）。