厳戒の米国大使館でジェネリックシンポジウム コメント欄 |
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投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2009年12月15日 19:24 |
ジェネリック医薬品の先進地アメリカ、その大使館で15日、「こうやればもっと普及するんじゃない?」という趣旨のシンポジウムが開かれた。聴講者が入り口で携帯電話まで取り上げられるという会場設定は、こわもてのガイアツを想起させるが、一方でアメリカでは官は民の利益のために動くのだなあ、日本とは全然違うなあということも痛感させられた。で実は中身も結構おもしろかった。(川口恭)
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コメント
薬局の備蓄薬で負担が一番大きいのは先発品の銘柄及び規格の多さ。アムロジピンのように2つの規格のものでも、アムロジン、ノルバスクそれぞれ2.5mgと5mg、しかも普通錠とOD錠すべて(8種)持ってないと話にならない。そのうえ後発品A、B、C、・・・。後発品が処方せんに記載されていて、変更不可に印鑑が押してあるものがいくつも。せめて、先発品の備蓄は薬局で決め、先発品間の変更は、事後報告でよいようにしないと、後発品まで考える余裕すらなくなる。後発品が記載されていたら、どの後発品でも良いとしないと、土曜の午後や夜間など建前どおりでは対応しようがない。
ジェネリックの使用が広まらない原因に「ジェネリックの品質が保証されていない」と言う問題があります。
当院では薬剤師がチェックして後発品を選んでいますが、やはり添加剤その他の関係で効果が違ったり副作用の出方が違ったりするようです。まともに文献がないメーカーもあるとやら。
アメリカではジェネリックの品質保証がどのようになされているのでしょうか?