2011年05月23日のアーカイブ

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2011年05月23日

「自然に『死』と向き合える社会に」―認知症患者の介護家族の声⑤

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2011年05月23日 16:40

インタビュー NPO法人「つどい場さくらちゃん」理事長・丸尾多重子さん
 介護者同士の交流の場を開く「つどい場さくらちゃん」の丸尾さん自身、約10年の間に両親と兄をみとった経験があります。「介護者が笑顔になることで本人も元気になる」と介護家族の支援を続ける丸尾さんに、「なぜ今の社会で介護するとこんなに大変になってしまったのだろう」と聞いてみました。(熊田梨恵)

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介護者たちの共感の場が家族の力を育てる

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2011年05月23日 15:57

 在宅医療の取材の中で、介護家族や医療者、近隣住民などが集まる「つどい場さくらちゃん」を知りました。最初は一般的な家族会のように、集まって話すことで日ごろのストレスを和らげていく場かと思っていましたが、介護者が他の家族の見守りをしたり、介護する側とされる側が一緒に北海道に旅行して介護を学んだり。民間ならではの有機的な取り組みの中で、介護者自身が育つ姿がありました。(熊田梨恵)

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「相手の何を大事にして介護するのか」―認知症患者の介護家族の声④

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2011年05月23日 14:55

 少々アップが遅くなりましたが、「それゆけ!メディカル」4月25日号表紙を飾って下さった介護家族の方へのインタビュー、最後は栗栖典子さん(48歳)です。栗栖さんは、昨年10月にアルツハイマー型認知症とパーキンソン病だった義母の幸子さん(享年85歳)を自宅で看取りました。幸子さんは有料老人ホームに入所していましたが、栗栖さんは施設の介護内容に納得がいかず、在宅で介護することを決意。約1年半の在宅介護を経て、幸子さんは栗栖さんや息子、栗栖さんの母、栗栖さんの友人、在宅医や訪問看護師など親しい人たちに囲まれて亡くなりました。栗栖さんは、「介護を安全に綺麗に楽しく頑張る、なんてことはできません。危険も苦労もあります。相手に対して何を尊重するかが大事ではないでしょうか」と話します。(熊田梨恵)

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