国家試験 |
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投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2017年03月19日 00:00 |
17日に医師と歯科医師の国家試験の合格者発表があったそうだ。
1月の頭に歯科医師国家試験の合格率が近年低く抑えられているという話を紹介したが、今回も歯科医師の方は7割いかず65%だった。合格したのが2000人弱なのに対して、出願したうち約1700人、実際に受験した人でも1050人は資格を取得できなかったわけで大変なことだ。
さらに今回は医師の方も、出願したうち1500人弱、実際に受験した人でも1100弱が資格を取得できなかった。合格率は9割を切って、過去10年で最低だったらしい。この辺の推移を分かりやすく示したサイトがあったので、よろしければ見てほしい。
本当かウソか分からないけれど、臨床研修の定員が予算で決まっているので、合格者の人数も大体決まっており、その数に合わせて合格ラインが上がり下がりするという説がある。
国民からしたら、1年に何人の医師・歯科医師が新たに社会に出て来るかより、一定水準を満たした医師・歯科医師が出て来るという方が重要なはずなので、次回からは試験前に合格ラインを発表しておいて、その基準を突破したら全員合格というようにすべきでないか。