フル復帰初日に子どもがロタかも |
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投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2017年04月11日 10:54 |
1日から仕事復帰しましたが、4月1週目は慣らし保育といって、ほぼ半日保育。
午前中のみ子どもを預け、午後に迎えに行っていました。
息子は以前も保育園に通っていたため、わりと早く慣れてくれて、朝も泣かないし、給食も食べ、お昼寝もできるようになっていました。
頑張ってくれてるんだな~と嬉しく、ますます私も頑張ろうと気合が入りました。
2週目からは通常に入り、一日保育が始まります。
私もいよいよフルで仕事モードに入るぞと意気込んでましたし、今週からは関係各先への挨拶も予定に入れていました。
そんな矢先の去る日曜の夜、息子が噴水のように勢いよく嘔吐したのです!!
吐瀉物を見て、しばらくの間何が起こったのかと呆然。息子も呆然。
まあまだ幼いし、そういうこともあるかと、とりあえず主人と掃除。
するとしばらくして、もう一度息子のの口から噴水が!!!
一体どうしたんだ、息子よー!!!
今までも何度か嘔吐はありましたが、こんなに勢いよく吐いたのは初めてでした。
この日は、家族で私の実家に一泊して帰ってきたところだったので(82歳になるうちの両親の様子を見ておきたかったこともあり)、息子にも疲れやストレスがあったのだろうか? と思いました。
そうはいっても、今までも長時間の移動はよくあり、こんなことはなかったです。
そして、ようやく色々片付いて23時頃の寝かしつけ時、再度噴射。
私も息子も、べちょべちょになった布団を前に呆然。
私は息子の前で慌てちゃいかんと思い、「しんどいね、つらいね」と、背中をさするものの、一体に何が起こっているのかと頭はパニックでした。
とりあえずびしょ濡れになった子どもの服を脱がせ、夫の入っているお風呂に連れていきました。
その間に、急いで布団やシーツを洗ったり、できるだけの処理!
風呂場から夫が私を呼ぶ声がするので、子どもが洗い上がったのでしょう。
まだ布団が用意できてないよ~、と慌て整え、そしてまだなんとなくぼーっとしている息子を風呂場に迎えに行き、体を拭いて服を着させました。
3回も大量に吐いたので、脱水になってはいかんと、とりあえず少しだけ息子の好きなフォローアップミルクを飲ませます。
そしてもう一度寝かしつけ。
午前0時ごろ、今度は落ち着いて寝てくれました。
それから吐瀉物や布団の片付けの続きをしましたが、実家から帰ってきた疲れもあり、もうクタクタでした。
どう考えても、この連続嘔吐はおかしいだろうと、翌日小児科へ行きました。
(ちなみに息子は結構元気。食欲はないけど、機嫌はよかった)
すると同じ子ども園のクラスのお母さんと出会い、どうやらロタが流行っているっぽいという話を聞きました。
これが噂のロタか!!! 確かに凄い嘔吐だった!!!
そのお母さんの息子さんも噴水のような嘔吐をしていたらしいです。
診察時、経過を医師に告げると、やはりロタの話をされました。
検査はされなかったものの、ロタの可能性があると言われ、これから下痢が出て長引くかもしれないということ、高熱や嘔吐が続くようであれば再診をと促されました。
また、下痢や嘔吐が続くようだと集団生活は難しいだろうから、まず今日は自宅で様子を見てほしいと。明日以降は様子を見て、と言われました。
うわー、仕事できないやん!!!! 下痢が1週間ぐらい続くかもって!!!
どうしようー!!!
(ちなみに息子はロタの予防接種を受けていたので、もし症状が出てもそんなに悪化はしないのではないか、とも言われた)
自宅に戻ると、まずは職場に状況をメールし、子ども園にも連絡。
すると子ども園からは「ロタだとしたら感染力が強い、集団生活なのでせめて1,2日は家で様子を見てもらえたら」というようなことを言われました。
今日はなんとか在宅で見れるけど、明日は仕事で大切な挨拶の予定があるのです。
どうしたものか・・・と考えていると、息子が部屋の隅でかがんで真剣な表情をしていました。
これは・・・! と思っていると、お尻から大きな噴射音!
私はおむつを覗いて下痢を確認すると、息子を風呂場に連れて行き、脱がせてシャワーで洗いました。
そうしている間も、明日の仕事はどうしようか、今日やりたいと思っていたことは夜中にやるしかないか、ああロタだったら感染力強いから塩素系で消毒しないとな、このお風呂の中大丈夫かな、このおむつどこに置こう、とか頭はフル回転。
忙しい私の頭の一方で、下半身丸出しで走り回ったり、背中に上ってきたりする息子につい「あーもー!!!」とか意味のないことを大声で言ってしまうキャパのなさ・・・。
しばらくすると、私の余裕のなさが伝わったのか、おとなしく私につかまって片足を上げてくれ、おむつをはいてくれます。
そうなると、「ああ、余裕のないお母さんでごめんよ・・・」と反省モードになります。
世の中のお母さんたち、特にワンオペ育児だったらみんなこんなにたくさんのこと一気に考えたり、判断して行動したりしてるんだよな、大変だよな・・・としみじみ思います。
夫にメールで状況を連絡すると、彼が事前登録してくれていた豊中市の病児保育を教えてくれました。
私の住む箕面市は、病児保育がないため(病後児保育はある)、近隣の市の病児保育に連れて行かなければいけません。
夫が前もって豊中市や吹田市など、いくつかの病児保育を調べて登録してくれていたので、そのうちの一つに連れていくことにしました。
息子が昼寝している間に電話し、状況を伝えると受け入れOKとのこと。
ああ病児保育、なんて有難いんだろう!!!!
そして今朝、豊中市にある 「病児保育室シャイニーキッズ」 に連れて行きました。
豊中市の補助金を受けている事業のため、市内在住だと保育料は一日2000円ですが、市外からの利用なので5200円。
それでも、預かってもらえるだけ本当に助かります。
スタッフさんたちも、皆さんいい人そうで安心しました。
預けるときに息子が泣き出したので、私は「大丈夫だよ」と言ってぎゅーっと抱きしめました。
息子なら、きっと頑張ってくれる。
私も頑張るから。
この「大丈夫だよ」は自分に言ってるような気もしました。
スタッフさんが、私と主人が出るときに「行ってらっしゃい」と笑顔で送り出してくださいました。
その笑顔に勇気づけられて、仕事を頑張ろうと思いました。
そこへの行き帰り、2,3人のお母さんたちとすれ違いましたが、皆さん雨の中で子どもを抱いて、一生懸命の表情でした。
どのお母さんたちも、みんな大変なんだ・・・。
私も頑張って働いて、そして夕方に子どもを迎えに行こう、と思いました。