阪神支局襲撃から30年 |
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投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2017年05月03日 14:23 |
私が朝日新聞記者を志すきっかけになった赤報隊・朝日新聞阪神支局襲撃事件から30年経った。
当時の私は高校3年生。それまで新聞記者という職業があることすら、友人の父がそうだということを除いて、ほとんど意識していなかった。しかし、事件後の報道の大洪水を見ているうちに、何だかとても意義深い仕事っぽいな、命がけなんて格好いい、殺せば殺すほど志願者が湧いてくるなら犯人も悔しかろう、といったことを考えるようになり、気づいたら朝日新聞記者になっていた。
ただ、正直、自分は朝日新聞社のプチブル的気風には、なじめなかった。で、今こんなことをしている。
30年前のあの事件がなかったら、自分はどういう人生を歩んでいたんだろうか。