出産一時金制度変更、「日本のお産全体を守ること」-民主党・梅村聡参院議員
民主党の梅村聡参院議員は1日、出産育児一時金の支払い方法変更に関する妊産婦へのメッセージとして、「妊婦さん側からしたら、窓口で払う、払わないだけの問題ではなく、中小の医療機関がやっていけるかどうかの瀬戸際の事です。長期的に見れば日本のお産全体を守る事になります」と述べた。産科医療機関の資金繰り問題の早期解消に努めるとして、「妊婦さんに未来のある改革をしていきたいと思っているので、そこはご安心ください」と語った。(熊田梨恵)
制度改正に伴い長妻昭厚生労働相が発表した医療機関への猶予について、「妊婦さんには今回の猶予で不安にさせてしまっているかもしれませんが、医療機関の格差はできるだけ、なるべく早くなくなるようにしたいと思っています」と述べ、資金繰り問題の解決に努めていく意気込みを示した。