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新型インフル 特別法に「無過失補償・免責・予防接種法改正」検討うたう 足立政務官

 足立信也・厚生労働大臣政務官は13日、国立がんセンター中央病院で開かれたシンポジウムの席上で「(新型インフルエンザワクチン接種に関する)新法の中に、無過失補償と免責と予防接種法改正を検討するとの文言を加える、実施するまで入れられれば良かったが、検討するという項目を設けることが、この短い期間に私にできる全てだった」と述べた。(川口恭)

 足立氏はこの特別法について、副作用が出た場合の補償額に関しても「特別法なのだから、今までの予防接種法の額を崩していいはずだと考えているが、しかし冒頭の話(国民が政権交代で望んだのは医療の充実ではなく無駄遣いの削減である)に戻ってきて、国の補償分を増やすというのはかなり厳しい話になる」と述べた。

 また同席していた鈴木寛・文部科学副大臣は「勝負は通常国会以後どういう世論を盛り上げていくか。今日のこの場もまさにそうだが、このような国民的議論の熟度を質量ともに上げることが、足立さんが今回入れた条文を形にすることにつながる」と援護射撃した。

 このシンポジウムの模様は別項にて。

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