中小病院の収支改善が狙い? ─ 再診料問題の嘘と虚構、光と影
■ 「憶測記事が出ることもある」 ─ 厚労省
[保険局医療課・佐藤敏信課長]
(冷静な口調で)まず、一般論で申し上げますが、これまで会長からもお話がありましたように、中医協における議論というのが最優先でございますし、事務局(保険局医療課)としては必要な資料やデータ等をいろんな形で準備いたしますが、基本は中医協の議論を中心にやっていただくということだと思います。
それから2つ目は、情報の管理についてはこれまでも本当に徹底をしておりまして、あの......、本当に重要な話はごく少数にしか伝えないというようなことも含めまして、モノの取り扱い、あるいは課の中への人の出入りも含めましてかなり厳重にやっております。
結果的に、もしこれが事務局から出たとするのであればお詫びを申し上げますが、現時点においてはそういう事実はないように思います。
それから、いずれの形においても憶測記事が出るということもあります。また、どういう形でか、何らかの形で話が流れていくということもあろうかと思います。いずれにしても、こういうことが中医協の議論に影響を及ぼすことがあるとすれば、私どももこれまで以上に注意を払って対応していきたいと思います。
[遠藤久夫会長(学習院大経済学部教授)]
はい、よろしくお願いいたします。嘉山委員、どうぞ。
▼ これでひとまず終了するのがいつものパターンだが、今回はまだ続く。
【目次】
P2 → 200床以上は「大病院」? ─ 日経報道
P3 → 「佐藤君! どうなってんのかね、これ」 ─ 嘉山委員
P4 → 「憶測記事が出ることもある」 ─ 厚労省
P5 → 「誰が書いたんだか、手を挙げなさいよ!」 ─ 嘉山委員
P6 → 「我々の心構え一つだと言える」 ─ 遠藤会長
P7 → 「日経が中小病院の味方か」 ─ 鈴木委員