予防接種部会第2ラウンド パブコメ募集開始
年度が替わって初めての『厚生科学審議会感染症分科会予防接種部会』(部会長・加藤達夫成育医療センター総長)が21日開かれ、予防接種法抜本改正への議論が始まった。厚生労働省では、この問題に関して早ければ23日からパブリックコメント募集を始めるという。(川口恭)
この日は、研究、供給、審査それぞれの立場を代表する2人ずつからヒアリングをした後、今後の進め方を決めた。事務局の考えでは、夏ごろまでに課題を洗い出して、以後抜本改正の議論につなげるという。
ただし、事務局の出した資料をご覧いただくと分かる通り、現在任意接種になっているワクチンがある程度定期接種に回ることと、日本版ACIPのような組織が形成されそうだという絵は描けるが、法定接種のあり方まで議論するようには見えない。また、個別のワクチンがいつどうなるのかも、まだ予断を許さないところだ。
パブコメの書式はこちら。資料のアップが非常に早いので助かる。