DPC病院を「A」「B」「C」......に格付けか
■ 「今回で基本的な部分の区切りを付けたい」 ─ 厚労省
[西岡清分科会長(横浜市立みなと赤十字病院長)]
それでは続きまして、「DPC/PDPS調整係数見直し後の医療機関別係数のあり方(案)」について議題としたいと思います。事務局からご説明をお願いいたします。
▼ 資料はこちら。本日のメーンテーマ。
[保険局医療課・迫井正深企画官]
医療課企画官でございます。お手元の(資料)「D─2」(調整係数見直し後の医療機関別係数のあり方案)をご覧いただきたいと思います。
冒頭でまとめさせていただきました、前回(12月16日)の議論をまとめる中で、今後の、特に「機能評価係数」を含めました医療機関別係数の在り方の見直し......。
これとは別に、包括範囲の見直し等を去年の秋口の時点で、今年6月を目指して議論を進めさせていただきたいと......。去年の年末ぐらいまで、おおむね基本的な考え方をまとめたいということで議論を続けてまいりましたが......。
▼ これ以上、今までのような「機能評価係数」の議論を延々と続けるのはいかがなものかと判断したのかは分からないが......。
えー......、今回で、基本的な部分の区切りを付けさせていただきたいと思っております。
▼ ガラガラポンということ?
この際、「D─1」(前回の議事概要)でご紹介させていただいたように、(厚労省案を代弁する委員から)いくつかご指摘、ご提案を頂きましたので、それに具体的に対応するとすれば、こういう風な形になるのかな、というのを事務局(保険局医療課)がまとめさせていただき、ある意味、「たたき台」でございます。
▼ 「たたき台」という名の「ほぼ確定案」。
(資料)「D─2」(調整係数見直し後の医療機関別係数のあり方案)の1枚目でございますが、冒頭2行に書いてありますが、前回の分科会の議論を踏まえまして具体案を作りましたと、こういうことでございます。
▼ 厚労省が方針をまとめる → 委員に言わせる → 議論の取りまとめに反映させる → ご議論を踏まえて具体案を作りましたと言って「たたき台」を示す。これが審議会運営の王道。
【目次】
P2 → 「病院を類型化して基礎係数を設定する」 ─ 厚労省
P3 → 「今回で基本的な部分の区切りを付けたい」 ─ 厚労省
P4 → 「いくつかの医療機関群に分類したらどうか」 ─ 厚労省
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