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中医協再開、「時間も限られた貴重な資源」と新会長

4月20日の中医協.jpg 震災の影響で中断していた中医協が4月20日に再開した。中医協の新会長に就任した森田朗・東大大学院教授は「時間も限られた貴重な資源なので有効に使っていきたい」と挨拶した。(新井裕充)

 来年4月、診療報酬と介護報酬の同時改定が予定されている。新会長に選任された森田教授は「会議の時間というものをもう少し考える必要があるのではないか」と指摘した上で、こう述べた。

 「熟議というのは大変重要だというのは分かりますけれども、時間も限られた貴重な資源でございますので、それをできるだけ有効に使っていきたいということですので、その辺について御配慮いただければと思っております」

 詳しくは以下の通り。

[厚労省保険局医療課・鈴木康裕課長]
 おはようございます。遠藤会長が3月31日付で退任されましたので、新しい会長が選任されるまでの間、慣例によりまして、外口局長が司会進行させていただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか?

 ▼ 「異議なし」との声あり。

 それでは外口局長、お願いいたします。

[保険局・外口崇局長]
 それでは、新しい会長の選任までの議事進行につきましては、私の方で務めさせていただきます。ただ今より、第189回・中央社会保険医療協議会総会を開催いたします。

 まず、委員の選任についてご報告いたします。

 遠藤久夫・前会長におかれましては3月31日付で任期が満了し、4月1日付で印南一路委員が発令されております。遠藤・前会長には、2期3年(ママ)にわたり中医協会長をお務めいただき、診療報酬改定の取りまとめ等にご尽力をいただきました。

 本日は遠藤・前会長にお越しいただいておりますので、ご挨拶をお願いいたします。

 ▼ 4月20日現在の中医協委員の名簿はこちら


【目次】
 P2 → 遠藤・前会長の退任挨拶
 P3 → 印南、堀委員の就任挨拶
 P4 → 森田・新会長の就任挨拶
 P5 → 委員が厚労省に感謝の弁
 P6 → 勝村委員の退任挨拶

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