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あなたの悩みにお答えします②

セルフマネジメントのポイント 武田飛呂城

 病気のあるなしにかかわらず、人間関係の悩みは多くの人が経験していることです。こんなこと言わなくても分かるでしょと思っても、立場が違い、考えも違うと、なかなか思いは伝わりません。

 良いコミュニケーションをとるには、いくつかのポイントがあります。1つ目のポイントは、同じ知識を共有するということです。

 北原さんも、病気の知識をもっていた夫とはうまくやってこれたと言われていますが、同じ知識があれば、その知識を土台にして一緒に考えることができます。

 また、イライラしていると「あなたは、なんで分かってくれないの?」と、つい相手を責めてしまいがちですが、これは逆効果。相手も気分を害してケンカになってしまうことがあります。

 ここで注意したいのが、相手を責める口調になると「あなたはなんで○○なの」や「あなたはいつも○○ね」というように、主語が「あなた」になってしまうということです。これは「あなたメッセージ」と呼ばれ、良いコミュニケーションをとりにくくすると言われています。

 では、良いコミュニケーションをとるにはどうしたらよいでしょうか。これが2点目のポイントですが、主語を「私」にして気持ちを伝える「私メッセージ」を使うことです。例えば「私は今、体調が悪くて、手伝ってくれるとありがたいんだけど」や「私は話を聞いてもらえたら嬉しいな」というようにです。私メッセージを使うと、怒りやイライラを抑えて大切なことを話せるようになります。ぜひ使ってみてください。

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