机上の空論の2乗 |
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投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2009年05月01日 20:04 |
新型インフルエンザの検疫による水際封じ込めは机上の空論との声が高まっている中、あろうことか文部科学省が、千葉大、東京大、大阪大、京都大、九州大の5大学病院に検疫業務への応援医師派遣を要請したらしい。
後ろの4大学は国内の大学としては比較的医師が潤沢にいる所と思われるが、しかし多くの病院が、新型インフルエンザがあっという間に広がると想定して、その準備に追われている所だ。そんな所から医師を引き剝すとは正気の沙汰とは思えない。厚労省の机上の空論に、文部科学省が机上の空論で答えたということか。
新型インフルエンザ陽性となった妊婦やがん患者を治療するような施設を用意する方が先決だ。
何といっても一番驚いたのは千葉大もリストに入っていること。地域の医療機関に回す医師がいなくて、空港直近の基幹病院である成田赤十字病院で内科医の大量退職が起きたばかりなのに?
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コメント
川口さま
>正気の沙汰とは思えない
>千葉県民を殺す気ですか?
どうか、一呼吸おいてエントリーを立ててください。
これでは、川口様自身が徒に世の中の不安を煽っているだけのように思えてなりませんので。
>KHPN先生
ご指摘ありがとうございます。
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