現場滞在30分以上の搬送、周産期ケースで多く

投稿者: 熊田梨恵 | 投稿日時: 2009年07月31日 16:26

 消防庁が昨年度に実施した救急搬送に関する全国調査によると、救急隊から医療機関に4回以上受け入れ照会を行っていたケースについて、周産期の搬送は重症や小児の場合と比べて、現場に30分以上滞在しているケースが多い傾向があった。(熊田梨恵)

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コメント

周産期緊急搬送ケースで、医療機関ではなく現場で救急隊が搬送先を探すケースというのは、ほとんどがいわゆる「野良妊婦」ではないのでしょうか?妊娠週数が分からないことを筆頭にリスクの塊みたいな症例を引き受けられる医療機関はそう多くはありません。一次・二次施設への問い合わせなんて時間の無駄以外の何物でもないと考えます。でもわざわざ発表するからにはそれ以外の原因があると考えているのでしょうか?
もっとも三次施設が「野良妊婦」のせいで正当な緊急搬送依頼に対応できなくなるのは困るんですが…

REX様

コメントありがとうございます。

>でもわざわざ発表するからにはそれ以外の原因があると考えているのでしょうか?

こちらについては、昨年度にこの調査が発表されている時点で
各所で様々な議論はあったことと思われます。
今回の会合で事務局がこの調査内容をグラフ化して再掲したのは、
照会回数が多いケースの方が搬送に時間が長くかかっているということを
示したかったのだと、会合時の議論からは思われます。
私自身はこのグラフを見た時に、小児や周産期という内容で
違いがあるというところに興味を持ちましたので
こういう形で書かせて頂きました。


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