診療報酬の"裏技"を告発する病院団体 コメント欄

投稿者: 新井裕充 | 投稿日時: 2009年10月08日 13:37

 「ちょっと複雑で、我々自身も知らなかったポイント」─。診療報酬が高くなるように請求する"裏技"を病院団体が告発して、厚生労働省が調査に乗り出すという奇妙なことが起きている。医療現場の改善につながるような政策を提言すべき病院団体がまるで警察犬のように嗅ぎ回り、厚労省の取り締まりに手を貸している。(新井裕充)

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コメント

本文は違った賀、タイトルに「医療現場の改善につながるような政策を提言すべき病院団体がまるで警察犬のように嗅ぎ回り、厚労省の取り締まりに手を貸している」と記載した新井裕充の意図が不明。
医師不足、医療費不足の大きな原因のひとつ、医療現場の医療費の無駄遣いをしっかり自省しないと、遠くない将来に手痛いしっぺ返しがくる。
厚労省の取り締まりが必要になっているのも、患者の治療に必要な適応外での治療や薬剤使用に厳しくせざるを得ない理由を法律や厚労省の姿勢に求める風潮の中、原因の一方の柱、不適正使用への医療機関群の自浄作用が弱いことへの反省はどうなのか、----勝手に期待していたが、ロハスメディカルは権力志向に堕するのか---

>原因の一方の柱、不適正使用

厚労省が使用法を決めたらそれだけが正しくて無駄が無く、そこから少しでも外れたら直ちに不正で無駄が多いと断定されるのですかね。なんだか非科学的前時代的な「お告げ」を聞かされたような気分です。

 診療報酬体系に問題があるということを指摘しても、解決策が提示できないと役に立ったとは言えません。

 実際、対策となると難しいのです。

 今回の事例も、軽々しく規制すると本来の用途で使っている患者さんと医療機関が大きな迷惑を蒙りそうで、仕組み作りはそれなりに難しそうです。

 いわゆる社会的入院患者の複数医療機関間での移動による入院初日のリセットの問題に実効的解決策が出されるまで、20年かかりました。そういう宿題は実はたくさんあります。

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