瓜田の履 |
|
投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2006年07月26日 22:17 |
『李下に冠』をうけて今日は『瓜田の履』
10年前、ロキソニン(消炎鎮痛剤)という薬の副作用で死亡した人の新聞記事を見つけました。
その時、ロキソニンを一日3錠も服用していた私は、記事を勇んで主治医(今は開業されてます)に見せました。
「困るなあ、一人死んで大きく記事になると、みんな使いたくないと言うじゃんね。一体何人の人がこの薬、服用してると思ってんの?」
そうなんです。
風邪の発熱も、関節痛でも生理通でも、何でもござれのお薬ですもん。
一方、MTX(メトトレキセート)は、100人を超える人が副作用で死亡しているのに、それがあまり話題になりません。
これはどうして?
上記の発表後も、死亡者は増加して、200人近い数字になっているというのが、大学病院の専門グループの先生の証言です。一つの薬でこんなに重篤な副作用が出る薬は他にはないといいます。
人に疑われやすいことをするなという喩から少し離れた話題かもしれませんが、メディアの影響力は侮れません。
患者はどうやって、自分に必要な正しい情報を識別すればいいのでしょうか。
コメント
ロキソニンは、私も病気や怪我のときにかなり頻繁に飲む薬のひとつです。まれに副作用もあるのですね…。
その一方で、一般的に使われているかなり有名なトランキライザーを少量処方されたら、私との相性が悪かったらしく、○▼○▼な状態になって慌てたこともあります。
うーん、薬は難しいですね。
>NGS様
コメントをありがとうございます。
お薬は、一般的に安全といわれていても、個人差や、同じ薬でも体調や服用する時期によって効果が違ったり、副作用が出ることもあるので、本当に難しいですね。
相性という点では、テーラーメイド医療が、近い現実になれば夢のようですが・・