これこそロハス(1)

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2006年07月28日 20:12

病院巡回の後、デザイン事務所に寄り
帰社しようと新橋から銀座線へ乗り込んだら
乗り込んだのと反対側のドアの所に
なんだか見たことのある白髪の男性が立っている。
2人の距離、約1.5メートル。


いや、見たことあるどころでないぞ
絶対にこの1週間に会って話もしている、なのに思い出せない。
誰だ? 誰だ? だれだ?


目があったので、とりあえず会釈すると
にこやかに「ああどうも。今日はどちらまで?」と聞いてくれた。
さすが人生の手錬れ、間髪を入れずに高等テクニックが出てくる。
むこうもこちらが誰か分からないようだ。


「会社が青山一丁目にあるものですから」
我ながら頭の悪い答え方である。
先方が誰かわかっていれば
こちらを思い出してもらえそうな事を
さりげなく言えるのだが、まだ迂闊なことは言えない。


しばし2人黙る。
頭の中で、この1週間の行動を思い返してみる。
病院で会ったのではなさそうだ。
なら、どこでだ?


あっ!
思い出すと同時に驚いた。
トーヨーライスの副社長さんじゃないか。
そう、荒川静香で一躍有名になった
「金の芽がある金芽米」のトーヨーライスだ。


ロハス・メディカルの発行に毎月ウン百万円の赤字が出るので
他の雑誌の編集のお手伝いなどもちょこちょこしている。
(いただけるお金はゼロが2つ少ない)
そのお手伝い取材で
一昨日相手してくださったのが、この副社長さんだった。


副社長が汗をふきふき地下鉄で移動しているという点に
まず何だか親近感を覚えてしまった。
それから、何というご縁!とも思った。


実は、副社長さんに会わなくても
今日は金芽米のことを書こうと思っていた。
私が考えるロハスの条件にぴったり当てはまるからだ。


長くなってきたので、続きはまた明日。


ちなみに、副社長さんは
最後までこちらのことを思い出せなかったようだ。
名乗れば良かったのかな?

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コメント

名乗りなさいーーーー

しかし、よいお話ありがとうございました

そうですよね。
名乗らなきゃダメですよね。
よーし、今度こういう場面があったら。。。

ぜひ名乗って、『ロハス・メディカル』の歩く広告塔になってください☆

別の雑誌の仕事だったから
ロハス・メディカルの宣伝をするのは、仁義に反するんですよ、一応。
ま、来月号はお手紙つけて送りつけますけどね。

そうでした!実はなーんか、ある種のもどかしさを最初感じながら、読んだんです。
別のお仕事だったんですものね。(思い出しました。『金の芽がある』がはじまりだったこと!)
軽率なレスをごめんなさい。

いえいえ、ノープロブレムでございますよー。
(原稿が進まず、若干ナチュラルハイかも)