勉強会

投稿者: 川口恭 | 投稿日時: 2006年08月02日 23:02

昨日、救急ヘリコプターに関する勉強会を傍聴してきた。
皆さんにお伝えして面白いのでないかと思ったのは
救急車に関する、この話。


救急車に乗った経験のある方はいるだろうか。
運ばれる途中で気分が悪くなった記憶はないだろうか。


患者さんはストレッチャーに乗せられて頭の方から車内に入れられる。
(頭が進行方向、足が反対側を向く)
これが血圧を激しく変動させるらしい。


なぜなら、救急車が減速した時に
(慣性の法則で)血が頭の方に集まるから。
加速の時より減速の時の方が加速度が大きいらしい。
普段車に乗るときは、頭より足が前にあるので、血は足に集まって大過なし。


ならば、なぜ逆にしないのだ? と参加者から当然疑問は出るわけだが
逆に入れると車の後部に患者さんの頭と救急隊員が集まることになる。
で、実は救急車はよく後ろから突っ込まれる(おカマをほられる)らしい。
そちらの方がよほど危険で
運転手が急ブレーキを踏まないよう
運用で気をつけた方がマシという判断になっているのだそうだ。


こんな話、知ってた?

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救急隊の方には、ほとんど毎日お世話になっています!
そんなカラクリがあったとは!