格差 |
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投稿者: 真木魔愛 | 投稿日時: 2007年05月31日 22:23 |
明日から6月、
前期がスタートして2ヶ月経ちました。
『病院管理』の授業はようやく『病院事務部門』に入り
さすがに自分が経験した業務については
話がしやすいもんだなぁと妙に納得しております。
今、学校の授業で一番悩むことは、
クラス格差が烈しすぎること。
高校卒業時の評定成績でクラス分けをしたそうです。
それで、
良い方のクラスは、
混合診療や身体障害者福祉制度など
こちらが引いてしまうような質問も活発で、
小テストも平均点が7割に迫ります。
授業開始前から全員着席で待機、
私語もなく緊張感が漂っています。
ところが、
良いほうから最後のクラスは、
全くやる気が起きないようで、
寝る、
保健室に行く、
鏡を出してお化粧を始める、
ロッカーに荷物を取りに行く、
小テストの平均点は2~3割程度。
(抜きん出て満点に近い生徒が二人だけいるので、
他は限りなくゼロに近い点数)
全然進みません。
注意すると、逆に茶化されます。
(休み時間は、元気一杯、無邪気に話しかけてくるのに・・・)
なす術はないのかと半ば諦めかけていたら、
医療事務を担当しているベテラン講師が
補講教材や、追試問題を作成されている姿を見て、
ほっておいてはいけない、底上げせねば
ということに
ようやく気づきました。
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コメント
全くその通りですね。出来の良いのと悪いのと、よくも同じ人間で有りながら格差が有りますね。
大人になっても全く同様。
人生の出始めはだいたい同じ、
分度器を手にして開いて見ると如実ですね。手元辺りはたいして違いは有りませんが、尖った先端は左右に大きく開いており、どうする事も出来ない差です。
二十歳前後はまだしも、40を過ぎる頃には顔付きまで違ってしまいますからね。
出来の良いのを教育するのはたいした問題は有りませんが、悪いのを矯正して、出来の良い方向にし向けるのが教育の妙味、
一人、二人なら何とかなりますが、数十人寄ると、至難の業だと思えます。
忍耐との闘いですね。
こんな中に時折、とんでもない逸材がいるのもまた真実ですね。
出来の良いのは平均的で面白く有りません。
真木先生、どうかその逸材をこそ、お探し下され!!
期待いたしております。、、、、、
>m,n.さま
人生経験に勝るもの無しと頷いています。
分度器に喩えられるとは・・さすが!!
院長が、職員採用時に
『面接に履歴書は不要!!面で決める!!』
と豪語していたことを思い出しました。(それが成功していたかどうかは不明??)
また、良くないクラスは辛労が尽きないけれど、でも発言に意表をつかれたり、笑ったり怒ったりしながらもワクワク感があります。
できることは多くないですが、
焦らずに向き合っていきたいと思います。